1日でも早く口内炎を治したい!即日痛みを抑える方法とは | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年12月8日

食事や会話をする度に口内炎が痛むと、気分も落ち込んでしまいますよね。数日待てばいつの間にか治っている口内炎ですが、近々に迫っている大切なイベントのために1日でも早く治したい!というニーズもあるかと思います。 今回は口内炎を医療機関で治す方法について紹介します。自力でも痛みを抑えることはできますが、実は手っ取り早く治療できる方法があります。 なお、自力で治す方法としては「口内炎がいつになっても治らない!自然治癒を促す5つの改善法」で紹介していますので、合わせて参考にして下さい。

口内炎の原因

口内炎の原因は、大きく次の5つに分けることができます。稀に重大な病気に関わっていることもありますが、ほとんどのケースでは1~2週間程で自然に治ります。

免疫力の低下

ストレスや睡眠不足、栄養不足などをきっかけに、身体の免疫力が低下すると、アフタ性口内炎ができやすくなります。普段はすぐに治るような、口内のちょっとした傷に細菌が感染してしまうことでも起こります。
一般的に口内炎というと、アフタ性口内炎のことを指すことが多く、最もポピュラーな口内炎となります。
好発部位は唇や頬の内側、舌や歯茎であり、触れると鋭い痛みを感じます。口内炎の形状は円や楕円状で、白っぽい潰瘍と赤くなった縁が特徴です。
通常1週間から10日程で自然に治癒します。

外的な刺激

火傷や頬や舌の噛み傷、尖った矯正器具や補綴物によってできた傷に、細菌が感染することでできるカタル性口内炎というものがあります。粘膜全体が赤く腫れて紅斑ができることから、紅斑性口内炎ともよばれます。
カタル性口内炎は痛みが少ないことが特徴です。粘膜に炎症を起こしているため、刺激の強い物を食べると口内がヒリヒリすることもありますが、口内炎とは気付かないこともあります。症状がひどくなると、唾液の成分が変わり口臭がでることもあります。 通常1週間程度で自然に治ります。

感染症

ウイルスなどの感染による口内炎もあります。代表的なものがヘルペス性口内炎であり、赤い出来物が口内の粘膜だけでなく、口角や喉の粘膜など広い範囲に現れます。幼少時に発症することが多く、強い痛みと発熱を伴うことが特徴です。
潜伏感染をするヘルペスウイルスは、一度感染すると完治は難しく、免疫が下がる度に何度でも再発してしまいます。
その他にも、カビ(真菌)が感染して起こるカンジタ性口内炎や、梅毒やクラミジアなどの性感染症による口内炎があります。カンジタ性口内炎は、口内の粘膜にすぐ剥がれる白い膜のようなものができるのが特徴です。口内の唾液量が減り、清掃性が悪くなるとできやすくなります。
ウイルス性や細菌性の口内炎は、ものや人を通して感染していきますので、疑わしい症状が現れた場合には、他人との接触やタオルの共有を控えましょう。また、感染が全身に広がってしまうこともあるため、早めに口腔外科などの医療機関を受診する必要があります。

アレルギー

特定の食品や金属などのアレルギー反応で起こる口内炎もあります。特に金属アレルギーについては、銀歯などの金属を取り除かない限り症状が改善しません。 また口内炎だけでなく、全身に影響を及ぼすこともあります。金属アレルギーが起こす症状については、「その口内炎の原因は銀歯かも?歯科金属アレルギーの諸症状と改善方法」で詳しく説明しています。

自己免疫疾患

ベーチェット病という自己免疫疾患の初期症状として口内炎が現れているのかもしれません。口内炎だけでなく、目の中の炎症であるぶどう膜炎や全身の発疹や紅斑も見られることがあります。さらに症状が悪化すると、手足のしびれや血管や消化器官の炎症がおき、腎臓の障害や肺機能の障害が起こるようになります。
ベーチェット病で起きる口内炎はアフタ性口内炎ですが、口内炎だけですぐにベーチェット病と結びつけることはありません。症状自体も稀です。視力の低下や全身の発疹など、他の全身症状を確認することで区別をつけていくことになります。
ベーチェット病の治療は、薬物療法によって行われます。

口内炎をすぐに治す方法

口内に出来てしまった口内炎を一刻も早く治したい場合には、医療機関での治療を受けるのが良いでしょう。特にレーザー照射による治療であれば、即日効果が期待できます。
口内炎のレーザー治療を扱っている診療分野として下記が挙げられます。

歯科医院でのレーザー治療

レーザー治療を行っている歯科医院では、通常の虫歯治療などに加えて、口内炎治療を扱っているところがあります。レーザーには、歯を削るだけでなく炎症や痛みを抑える効果もあります。受診後すぐに痛みがなくなったり、治りが早くなったりします。また、レーザーの照射時には痛みを感じないため、麻酔の必要もありません。
ただし歯科において口内炎でのレーザー治療は保険対象外となっています。自費で各々価格設定している歯科医院もあれば、初診料や再診料だけかかって、レーザー治療自体はサービスにしてくれるところもあります。いずれにせよ、1,000~2,000円程度と安価であるのには変わりありません。
レーザーによる口内炎治療はどこの歯科医院でも扱っているわけではないため、治療を受けるには扱っている歯科医院を探す必要があります。

耳鼻咽喉科でのレーザー治療

口内炎は喉にもできることがあるため、耳鼻咽喉科でも専門領域として扱われています。歯科と同じく、レーザー照射による治療が行われます。耳鼻咽喉科では保険適用となりますので、千円前後で治療を受けることができます。ただし軽度の場合には、外用薬の処方のみとなることもあります。
歯科でもそうでしたが、レーザー治療を希望する場合には、レーザーによる口内炎治療を扱っている医院を探す必要があります。

治らない口内炎は口腔外科か内科へ

今回紹介したのは一過性の口内炎を治療する方法です。何度も繰り返す場合には、口内を傷つける何らかの要因があるかもしれません。また2週間以上続く口内炎は全身の疾患と関連して発生している可能性があります。内科や口腔外科へかかり、詳しい検査を受ける必要があります。
まずは、口内炎治療を扱っている歯科医院や耳鼻科へかかり、膿は溜まっていないか、反復性はないか、歯の向きに異常はないかなどの鑑別を受けましょう。その上で口内を傷つける要因や全身疾患の疑いがあれば、適した治療や診療科への紹介が受けられます。
口内炎から大きな病気が見つかることもあるため、何度も繰り返したり2週間以上治らなかったりする場合には、医療機関にかかりましょう。