医療法人社団 前田矯正歯科クリニック 理事長 前田 眞琴 | 歯医者の選び方
2018年2月28日

歯学博士
日本矯正歯科学会 認定医 指導医 専門医
日本臨床矯正歯科医会神奈川支部長(2005〜07年)
日本臨床矯正歯科医会副会長(2011~15年)

日本で最も権威のある矯正学会である日本矯正歯科学会の最高資格「専門医」は日本に306人(2017年1月)

日本矯正歯科学会の専門医である前田先生。症例実績は4000以上とのことです。それでも現状に満足することなく更なる研鑽を積まれている先生に医院の特徴や今後の業界についてなどインタビューさせていただいた。

―先生が歯医者を志したきっかけは?

小さい時から模型作りなど細かい作業が好きで、医療系に興味を持っていたので歯学部に行きました。
その中で矯正歯科を選んだのは、講義や実習が1番おもしろかったからです。治療する前にいろんな検査したデータを分析して治療計画を立てるのですが、そんなことをやっている科が他にありませんでした。全体を診て、どういう問題点があるかを全部ピックアップして、どう解決するかを体系的に学べたので矯正歯科はおもしろいなと思いました。また、基本的に人工のものは使わないで、自分の歯でいい噛み合わせや歯並びを作り上げるところに興味を持ったのも矯正歯科を選んだ理由です。

―前田矯正歯科クリニックの特徴を教えてください。

当院は、小学校低学年の患者さんが多いのですが、歯に負担がないように、成長していく過程を利用して歯並びが良くなるように治療しているところは特徴だと思います。
大人の方に関しては、最新のアンカースクリューなどを使って、より確実に治療結果を得られるような方法をとったり、「外科矯正」と言って、歯が生えている土台の骨自体がすごくずれているのを外科手術で直し、歯を動かして咬み合せを直すことと併せて行う治療を大学病院の口腔外科と連携してやっているのも特徴だと思いますね。
患者さんには、なるべく快適に通ってもらえるように、満足してもらえるように心がけています。そのために、私とスタッフで、患者さんに治療方法、装置、期間、費用などをお話して、ご理解いただくことと患者さんの話をしっかりと聞くことを意識しています。

―今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

歯科業界は現在歯医者が増えすぎている状況で、しばらく過剰な時期が続くと思います。ただ、時間はかかると思いますが、需要と供給のバランスはもう少しとれていく方向にいくのかなと思っています。
また、今後は歯科の中でも矯正だけでなく歯周病の専門の先生や根管治療の専門の先生などより専門性が明確になってくると思うので、それぞれの専門を活かして治療をしたり、連携をしていく形をとることが望ましいのかなと思っています。
今後の展望といいますか、私の理想になるのですが、中学生くらいまでの矯正治療が保険適応になってほしいと思っています。学校健診ではある程度不正咬合を指摘するようになっているのですが、治療をする時は保険がきかないので、指摘はされるものの相談に行くか迷ったり、治療するかどうか経済的な問題も出てきてしまいます。
大人になってからでこぼこの歯並びだったり、噛み合わせが悪かったりすると、歯を失うリスクがかなり増してしまいます。歯を残すためには、もちろん虫歯の治療や歯周病の治療も必要ですが、今の子供たちは虫歯がけっこう少なくなってきていますので虫歯で歯を失うリスクはかなり減ってきています。歯並びや噛み合わせの不具合を治してしていくことが最終的に、大人になっても高齢になっても歯を残していくことにつながっていきますので、私としてはなるべく保険でカバーしてみなさんの歯の寿命を延ばすような体制ができるといいなと思っています。

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