かみむら歯科矯正歯科クリニック 医療法人社団 マハロ会 口腔外科担当 西原 昇 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2018年3月13日

医学博士
日本口腔外科学会専門医 指導医
東京女子医科大学 医学部歯科口腔外科学教室 非常勤講師

論文
OK-432嚢胞内注入療法による口腔領域嚢胞性疾患の治療

親知らずの抜歯はかなりの経験実績を誇り、他院からの紹介で来院している患者さんも多い西原先生。またガマ種の治療に関しては、全国各地から患者さんが調べて来院されるそうです。そんな先生に特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。

―先生が歯医者を志したきっかけは?

兄が脳外科医で医療系に携わっていた影響もあるかなと思います。また、手先も器用で、細かい作業が好きだったので歯学部に進みました。
元々は漠然と総合的に学んで開業するものだと思っていたのですが、普通の歯科医師というよりは特徴を持たせたかったのと、手術などの分野に興味を持っていたので口腔外科の道に進みました。

―西原昇先生の特徴を教えてください。

関東でも5本の指に入るくらい親知らずの抜歯に関しては実績があると思います。埋まっている親知らずだけで一年間に3~400本抜いています。
私は口腔外科の指導医と専門医を持っているのですが、指導医を持っていると立場上若い先生にやらせるところですが、私は自分で手を動かすことが好きなので、来院された患者さんの抜歯は私がやっています。
なるべく歯ぐきを切らないで、切ったとしてもなるべく小さく、骨は削らずにできる限り歯を小さくして患者さんの侵襲が少ない状況でやっていくことを心掛けています。
他の医院からの紹介でも多くの患者さんに来院いただいています。「大学病院に行かないと抜けませんよ」と言われた人でも、当院で全く問題なく抜くことが可能です。これまでの経験と実績がありますので、大学病院と同等もしくはそれ以上の治療もできると自信を持って言えます。
脳梗塞・心筋梗塞・不整脈等の有病者の方々の歯も多数抜いてきています。薬を飲んでいるから抜けないと言われている人も今はガイドラインに沿って問題なく抜くことができますので、ご相談いただければと思います。
ガマ種の治療に関しては、かなり遠方からもネットで調べて患者さんに来院いただけています。ガマ腫とは、舌の下側にある唾液を作る舌下腺から唾液が正常に流出できなくなり、唾液が溜まって腫れる病気です。ガマ腫は、口腔外科にかかると手術を勧められるのですが、再発が多く治療は拷問のように痛いです。それは患者さんのためを考えると決していいことではありません。患者さんのためにどうしたらいいかを考え、私は「OK-432」という薬を使って治しています。ガマ腫に対するOK-432局所注入療法において、全国でもトップクラスの治療数を行っており、治療を受けるため全国各地から患者さんに来院いただいています。
来院された患者さんに対しては、誤魔化す、嘘をつくは絶対にしないようにしています。必ずどういう状況か説明して、できるできない含めてはっきり言うように心がけています。

―今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

何十年も前から虫歯がなくなると言われていましたが現状なくなっていませんし、インプラントもほぼ確立されていて、これからなにか進化を遂げて画期的なものができるということもありません。補綴がCAD/CAMになって、機械で作るといったような進化は当然ありますが、歯科医師自体が機械にとって代わられる職業とは思いませんので、歯科医療自体はそんなに大きくは変わらないのかなと思っています。もし変わるとしたら枝葉の部分で、再生医療で、減ってしまった歯槽骨が回復できるといったようなことがより進んでくると思います。
いくら予防、予防と言われていても、皆さんがきちんと手入れをして、口の中を管理できるかというと難しいと思います。外科として専門は歯を抜くことが多いですが、抜くのではなくて残す、インプラントではなくて残すということをきちんとしていかなければならないと思っています。今後はより歯周治療、予防、再生などの歯を残す治療が本当に重要になってきます。そういった分野に関しても、もっと自分でも勉強していきたいなと思います。

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