電動歯ブラシの磨き方は?効果的な使い方や交換時期について | 歯医者の選び方
2018年10月15日

毎日、数回行う歯磨き。ルーティンになっているものの「面倒くさいな」と思ったことはありませんか。私はあります。しかし、磨かないと虫歯になってしまいます。歯のために、口腔内を清潔に保つために、健康のために面倒くさくても歯は磨くしかありません。子供の頃の様に口を開けていれば誰かが磨いてくれたらいいのに、テレビや映画を観たり、マンガを読んだりしている間にオートマチックに歯磨きが完了していればいいのにと思ったこと、ありますよね。そんな面倒くさがり屋さんにとって、夢の様な歯ブラシが電動歯ブラシです。口に入れているだけで歯を磨けます。機械なので人間では到底出来ないブラッシングを叶えることが可能です。今回は電動歯ブラシでの歯の磨き方や気になる効果的な使い方、ブラシ部分を交換した方が良い時期にフォーカスして調べてみました。

電動歯ブラシとは

電動歯ブラシは1961年に障害者の器具としてアメリカで開発されました。その後、一般を対象に製品化されました。日本では1990年代より普及が始まり、2000年以降口腔ケア意識の高まりを受けて普及率が高まっています。出荷台数は2009年までは220万台前後で推移していましたが、2010年は350万台に、2011年は400万台と市場規模は近年、急激に拡大しています。
ヘッドの動きはスライド式と回転式のパターンとスライド式と回転式を組み合わせたものに分けられます。稼働の速度によって音波ブラシ、超音波ブラシと呼ばれる製品もあります。また、イオン効果をうたった製品や舌苔除去効果のある舌ブラシを搭載する製品など多くの機能が追加されてきている傾向です。価格帯は幅広いラインナップがあり、一般的には数万円で購入が可能です。100円ショップで購入できる電動歯ブラシもあるようです。

電動歯ブラシの磨き方

手で歯を磨くのと電動歯ブラシでは磨き方に違いがあります。電動歯ブラシの特徴を活かして歯を磨きましょう。当てる箇所によって合わせる角度とフェザータッチが電動歯ブラシでのブラッシングを、より効果的にします。

電動歯ブラシを持つ

電動歯ブラシのスイッチ付近を鉛筆の様な感覚でグリップします。初めてですと意外と強い振動なので振動で動いてしまわないようにしっかりとグリップした方が良いです。

歯磨き粉をつける

少量が望ましいです。手磨きよりも振動するので歯磨き粉の発砲作用で泡が出やすくなります。泡が沢山出ると正しく歯を磨けていなくても磨いた気になってしまいます。また、手磨きより激しく高速で振動しますので歯を傷つけ易いです。電動歯ブラシの場合は研磨剤の入っていない歯磨き粉を選ぶ方が無難です。

口の中にブラシ部分を入れてから磨く

口の中に入れる前にスイッチを入れてしまうと振動で歯磨き粉が飛び散ってしまいます。また、ブラシ部分ではなくプラスチック部分が歯に当たってしまうこともあるので、ブラシ部分を磨く歯に当ててからスイッチを入れるのが正しい手順です。

歯に当てて歯磨きスタート

歯の噛み合わせ面に対して真っ直ぐに当てましょう。歯に電動歯ブラシの振動を均等に伝えるためです。歯を均等な振動で磨くと磨き残しが防げます。歯と歯茎の間は45度で磨きます。歯と歯茎の間には歯周ポケットがあります。歯周ポケットは磨き残すことが多く、プラークがたまり易い箇所です。45度で磨くことで歯周病の原因にもなる歯周ポケットのプラーク対策、歯茎のマッサージ効果が期待出来ます。前歯の裏側は歯ブラシを縦に当てます。1箇所ずつ5秒から10秒程度当てるだけで十分です。
手磨きと同様に電動歯ブラシも軽く歯に当てます。羽が触れる様に優しく当てましょう。歯科ではフェザータッチと言われます。

動かし方

手磨きの様にゴシゴシと動かす必要はありません。ゆっくりスライドさせましょう。毛先をフェザータッチで歯に当てる意識で電動歯ブラシに歯磨きを委ねましょう。ゴシゴシと動かさずに歯磨きが出来るのが電動歯ブラシです。超音波式の歯ブラシは特性上、手磨きと同じ様に横に動かします。

すすぎ

すすぎは手磨きと同じです。歯磨き粉の成分まですすいでしまわない様に軽くすすぎます。

お手入れと交換時期

電動歯ブラシだからと言ってお手入れや交換がないはずがありません。手動の歯ブラシと同様に細菌が繁殖しますのでお手入れや交換は必須です。

お手入れ

手動の歯ブラシもそうですが電動歯ブラシにもプラークや食べかすがブラシに付着します。放って置くと歯ブラシに細菌が繁殖してしまいます。歯磨き後は水でしっかりとプラークや食べかすを洗い流しましょう。水で洗い流した後は虫歯が伝染ってしまうのを防ぐために、他の歯ブラシとくっつかない様に置き、十分に乾燥させます。清潔な歯ブラシを衛生的に保つことでブラシ部分の劣化を遅らせる効果やブラッシングの効果を高められます。ブラシ部分だけでなく電動歯ブラシ本体も洗って汚れを落としましょう。

交換時期

各社によって推奨期間は異なりますがブラシの毛先が開いてきた場合、色が変わってきた場合は時期に関係なく交換しましょう。手動の歯ブラシも電動歯磨きのブラシも消耗品です。3ヶ月から4ヶ月を目安にブラシの交換をするのが一般的です。

まとめ

10分程度を必要とする手磨きですが電動歯ブラシだと2分から3分で手磨き同様の効果が期待できる夢のマシーンが電動歯ブラシです。メーカーや製品によって振動式や回転式、音波式、超音波式があるので、優位性は特徴によってそれぞれです。手磨きでも電動歯ブラシでも正しく磨くことが最も大切です。正しい磨き方と使い方で素敵な電動歯ブラシライフを楽しみましょう。