夜中歯が痛くて眠れない時の4つの対処法 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年2月3日

深夜2時過ぎ、ベッドに入って数時間経ったのに歯が痛くて眠れない。全く治まる気がしないし時間が経つたびに悪化している気がする。真夜中疲れているのにこんな仕打ち、酷いですよね。もちろん歯科医院に駆け込むのが一番ですが、夜間診療を行っている歯科医院が家の近くにあるとは限りません。せめてちょっとでも和らげることができたら・・・。
家で戦うことを決意したあなたに送る、歯痛を和らげる方法を紹介します。家でできることをひとつずつやって一緒にこの夜を乗り越えましょう!

夜中

家でできる応急処置

歯科医院に行きたくても行けない時に、家にあるもので一時的に歯痛を和らげることができる応急処置を紹介します。あくまで一時しのぎのもので根本的な解決にはなりません。次の日に歯科医院に行く前提で実行してくださいね。

患部を冷やす

冷やすことで血流を抑えて神経への刺激を和らげましょう。頬の上から冷たいものを当てて患部を冷やします。冷たい水を口に含んだり氷を舐め溶かして直接冷やすのも有効です。ただしアイスやジュースなど糖分を含んだものは炎症を悪化させる原因になりますので避けましょう。

家にありそうな冷たいもの
保冷剤・・・カッチカチの場合は濡らしたタオルを巻きましょう。
冷えピタ、熱さまシート・・顔にペタッと貼りましょう。
即席氷のう・・・適当な袋に氷水と塩を入れて口を縛ります。塩を入れるとより冷たくなり効果的です。濡れたタオルを被せて頬に当てましょう。

鎮痛剤を飲む

痛みを抑えられる鎮痛薬が家にあれば、服用しましょう。なるべく空腹の状態で飲むのは避けた方が良いので、ゼリーやヨーグルトなどがあれば胃に入れてから飲みましょう。難しければたっぷりの水やぬるま湯と一緒に飲んでください。食べた後は歯を磨きましょう。

家にありそうな薬
市販の鎮痛剤・・・ロキソニンSシリーズ/バファリンシリーズ/イブシリーズ/ノーシンシリーズ/セデスシリーズ/ナロンエースシリーズ/ケロリンシリーズなど

口内を清潔にする

歯の隙間に食べかすが挟まっていることで、痛みが出ているのかもしれません。歯を磨いたり、うがいをしてみましょう。ガシガシ磨いて強く刺激を与えると悪化する可能性もありますので、やさしく磨きましょう。ただし抜歯後や切開手術後は、患部を磨いたり強くうがいをすることを禁止されている場合があります。医師の指示に従ってください。

リラックスする

できる限りのことをしたら、後は寝てしまいましょう。朝を迎えられたらこっちのものです。今は痛みで身体が緊張してしまって余計眠れなくなっています。まずは深呼吸をして緊張を解しましょう。それから音楽を聞いたり、アロマを焚いたり、テレビを見たり、ゲームをしたり・・・。普段自分が好きなことをして少しでも気持ちを和らげましょう。別の寝間着に着替えるのも気分転換になります。ただしお風呂に入ったりアルコールを飲んだり激しいストレッチをしたりして血行を促す行為は厳禁です。


考えられる激痛の原因

身体の免疫力が低下していると、急に痛みの症状が現れることがあります。眠れないほどの激痛の原因として考えられるのは、次のケースです。

重度の虫歯

神経にまで達した深い虫歯は激痛を伴います。神経にまで達した場合、神経を取り除いて薬剤を詰めていく根管治療が必要になります。根管治療後に根管内に細菌が入ると感染症を起こすこともあります。感染症によって膿がたまると激痛を感じます。

歯周病の急性発作

通常歯周病は自覚症状がなく進んでいく病気ですが、免疫力が下がったときなどに細菌が急に繁殖し大きな痛みや腫れがあらわれることがあります。炎症が神経にまで達すると激痛が伴います。

親知らず

親知らずが横に生えていたり埋まっていたりすると、隣の歯や歯肉が圧迫されることによって炎症を起こし痛みを感じます。切開し親知らずを抜歯する治療を行います。

抜歯後のドライソケット

抜歯後の場合はドライソケットになっている可能性があります。抜歯後の穴は、血液の固まりで塞ぐことで治していきます。血液はゼリー状になり、徐々に歯肉を作っていきます。不快に感じ、頻繁にうがいをしたり患部を歯ブラシでこすると血のカバーが取れてしまいます。すると骨がむき出しになってしまい激しい痛みを感じます。


歯が痛い時にしてはいけないこと

下記の行動は、痛みを強める原因となります。絶対にやめましょう。

お風呂に入る

お風呂に入ればリラックスできると思いきや、歯痛の場合、血液のめぐりが良くなることで血管によって神経が圧迫されてしまうため、かえって痛みが強くなってしまいます。

激しい運動をする

入浴と同じ理由で、激しい運動も血流を促しますので、歯痛には厳禁です。部屋で大人しく過ごしましょう。

刺激物を口の中に入れる

気分転換に、辛いものや甘いもの、酸っぱいものなど刺激が強いものを口に含んでしまうと、歯や歯茎が刺激されて余計に痛みが強くなってしまいます。炭酸水なども刺激物です。

アルコールを飲む

アルコールでは痛みは誤魔化せません。むしろ血行が促されて歯の痛みが増しますので控えましょう。


必ず歯科医院に行きましょう

歯痛の原因はもちろんこの限りではなく、もしかしたら全身疾患からくる一症状かもしれません。朝を迎えたら必ず歯科を受診しましょうね。さあ、一晩頑張りましょう!