今すぐにでも歯磨きがしたくなる話!歯磨きの本当の意味 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年2月8日

歯磨きは、単なる食べかすを取り除く行為だと思っていませんか?歯磨きには口の万病の元である歯垢(プラーク)を除去する大切な意味があります。歯磨きが面倒くさい、歯磨きが嫌いだいうあなたに送る、今すぐにでも歯磨きがしたくなる話です。

歯磨きがしたくなる話

歯垢(プラーク)って?

歯垢(プラーク)は虫歯や歯周病の原因となる物質です。虫歯の原因菌が食べかすからネバネバ物質を作り出し、歯に付着することでプラークができます。プラークは虫歯や歯周病の原因菌が繁殖している果てしない数の細菌の塊です。悪臭のガスを放ち口臭を発生させます。そして歯を溶かすことで虫歯になり、歯周ポケットから入り込んだ細菌は歯肉に炎症を起こし歯周病となるのです。また日本人の死因に多い肺炎は、プラークの誤嚥が原因の一つとなっています。

プラーク=排水口のネバネバ!?

プラークはバイオフォルムという水に溶けない物質のため、水でゆすぐだけではとれません。実は排水口のヌルヌルもバイオフィルムです。水では落ちないのでたわしで擦ったりしますよね。同様に、このやっかいなプラークを取り除くことができるのが歯磨きなのです。あのヌルヌルが口の中にあることを想像するとすぐに歯磨きをしたくなってきませんか?

唾液VSプラーク

口内は絶えず酸性、中性の状態を繰り返しています。プラークは食べかすを分解する際に酸を発生させ、この酸が歯を溶かします。この状態を脱灰といい、口内は酸性に傾きます。反対に、唾液には酸を抑え溶けた歯を修復する作用があり、口内を徐々に中性に戻していきます。これを再石灰化といいます。
このように口内ではプラークによる脱灰と唾液による再石灰化が繰り返されているのです。歯磨きをしてプラークの量を減らすと、唾液勢力が強くなり再石灰化が促され虫歯のリスクを減らすことが出来ます。逆に歯磨きをしないとプラークが増えて脱灰の時間が長くなります。すると唾液による歯の修復が間に合わなくなり虫歯になってしまうのです。さあ、今すぐ歯磨きをして頑張っている唾液を応援しましょう!

歯肉のマッサージ効果も

歯磨きは歯肉へのマッサージにもなります。ブラシで歯肉に刺激を与えることで血行が良くなり、引き締め効果が期待できます。歯肉のたるみ、歯周ポケットが原因である歯周病の予防にもつながります。

さっそく歯磨きをしましょう

バイオフィルムを破壊しプラークを取り除くこと、そしてプラークの原因となる食べかすを取り除くことが歯磨きの最大のミッションです。歯磨きの仕方も大切となってきます。正しい歯磨きの仕方はこちら「5分でできる歯磨き講座|正しい歯の磨き方」