子供の矯正(小児矯正)はいつからするべき? | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年3月30日

子供の矯正は、大人になってからの歯の健康や機能、顔つきにまで影響します。子供の矯正開始時期は早ければ早いほどよいとされていますが、目安となる3つの時期があります。いずれの時期から始めても、ほとんどのケースで永久歯の生えそろう時期まで矯正が続くことになりますので、スタートの時期は非常に大切になってきます。

小児矯正

乳歯が生えそろった時期(乳歯列期)

2歳半~6歳半ごろ。就学前の時期です。
乳歯が生えそろってから、一番始めの永久歯が生え始める前の時期は、子供の矯正(小児矯正)の準備段階となります。この時期は歯並びの矯正ではなく、「癖」の矯正をしていきます。子供の指しゃぶり、舌を前に出す癖、唇を噛む癖、口呼吸などの口腔習癖は、顎の成長や歯並びに悪い影響を与えます。口腔習癖は口腔筋機能療法(MFT)の指導や口腔内に除去装置を用いることで改善していきます。

乳歯と永久歯の生え変わりの時期(混合歯列期)

7歳~12歳ごろ。小学生の時期です。
乳歯から永久歯に生え変わる時期に始める子供の矯正を、第一期治療といいます。第一期治療では顎の成長を促す骨格矯正をすることができます。将来の歯並びや口元のバランスが決まる大切な時期と言えます。
子供の場合、まだ骨が柔らかいため、上下の顎がずれていたり、出っ歯や受け口気味でも、外科的な手術をせずに矯正することができます。マウスピースやチンキャップという頭に被せる矯正装置を使用します。顎が小さい場合にはプレートという床矯正装置を使って顎を広げる治療を行います。
いずれも着脱可能な装置が中心となってきます。
第一期治療を行っている場合、第二期治療で抜歯の必要がなかったり、矯正期間の短縮が期待できます。

永久歯が生えそろった時期(永久歯列期)

12歳~。中学生となり成長のラストスパート期です。
永久歯が生えそろった時期になると、第二期治療といわれる大人と同様の矯正をすることになります。ただし成長期により骨の成長がまだ続いているため、大人よりも動かしやすく短期間での治療が可能です。ワイヤー矯正やマウスピースによって歯列を矯正していきます。

一番適したタイミングとは?

子供の矯正(小児矯正)の取り掛かり時期は早ければ早いほどよいとされていますが、人によっては永久歯が生えそろうまで様子を見たほうが良い場合もあるなど、ベストな開始タイミングは一概にいつとは言えません。しかし歯科医師による早期の指導を受けることで、将来の矯正の必要性がなくなる可能性もありますので、タイミングを逃さないためにもできるだけ早い時期での受診をおすすめします。