歯科医院で使用されているユニバーサルデザイン8例 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年4月26日

たくさんの歯科医院であふれる中、患者は自分に合った歯科医院を選択する必要がでてきました。事前に歯科医院のホームページや口コミを調べ、初診の印象が良ければ次回以降も同じ医院へ、悪ければまたインターネットで調べて別の医院を探すということをしているのではないでしょうか。
一方選ばれる側である歯科医院は、より多くの患者に選んでもらうための努力をする必要がでてきています。その努力の一つの形がユニバーサルデザインです。歯科診療を求める患者だけでなく、苦手な人にとっても受け入れられるような歯科診療を、それがユニバーサルデザインの考え方です。
今、ユニバーサルデザインの歯科医院が増えています。

ユニバーサルデザイン

バリアフリーからユニバーサルデザインへ

ユニバーサルデザインに似た考え方として、バリアフリーという言葉があります。バリアフリーは、何らかの障害を持った人たちにとって障害となりうるものを無くした設計のことを意味します。これに対してユニバーサルデザインは、はじめからどんな人にとっても障害とならないような設計のことを指します。バリアフリーのように、恩恵を受ける人を特定の人に限らず、すべての人にとって便利だと思えるようなデザインにするという考え方です。
ユニバーサルデザインの典型例として挙げられるのが自動ドアです。自動ドアは、杖を持つお年寄りだけでなく、誰にとっても便利だと感じる設計となっています。

歯科医院でのユニバーサルデザイン使用例

ユニバーサルデザインを掲げている歯科医院が増えています。ユニバーサルデザインが反映されているのは、設備や構造的なものだけでなく、治療方針や医院の雰囲気など多岐に及びます。歯科医療を受け入れられやすくしているいくつもの工夫がなされているのです。
具体的には、次のような形でユニバーサルデザインが取り入れられています。

入りやすい入り口

段差をなくしたり入り口を広くしたりして、誰でも入りやすい設計にしています。またスリッパの履き替えをなくすことでスムーズな出入りを可能にしています。

居心地の良い受付

キッズルームやファミリールームがあることで、来院したすべての人が待ち時間を快適に過ごすことができます。また受付台は低めにして、車椅子の人や子供にも合う高さに調整しています。アロマを焚いて歯科医院特有の臭いを消し、精神的にリラックスさせる工夫がされていることもあります。

多機能トイレ

内部を広い構造にして手すりやベビーシートを設置するなど、子供から高齢者まで使いやすい多機能トイレにしている医院もあります。またトイレへの誘導表示をわかりやすく設けています。

ストレスのない診察室

患者のプライバシーを考慮した個室タイプの診察室や、空間を広くとった開放的な診察室など、快適に診察が受けられる空間づくりがされています。

痛くない治療

レーザー治療や電動麻酔注射などを使った痛くない治療は、歯科医院を苦手とする人にとってもそうでない人にとっても安心できる診療を受けることができます。

治療説明用のモニター

CCDカメラによる口腔内映像やレントゲン映像を使うことで、治療の状況を視覚的に理解することができ、誰にでもわかりやすい説明を受けることが可能です。大きいモニターはどんな高さからも見やすい位置に設置されています。

人体に優しい設備

放射能被曝量の少ないデジタルレントゲンなど、妊婦も安心できる設備が整えられています。また、徹底した滅菌処理がされていれば感染リスクのない診療を受けることができます。

訪問歯科診療

訪問診療を行っている歯科医院では、自力で通院できない患者でも歯科診療を受けることができます。

長く通える歯科医院

妊娠しても、子供ができても、年老いてからでも通える、そして自分だけでなく家族全員が通える歯科医院というのが、まさにユニバーサルデザインの目指すところです。今だけでなく将来のことも任せられるような歯科医院が、これからの時代には求められています。