欠けた歯が顎関節症の原因に?三四郎小宮が治療した理由 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年4月29日

お笑い芸人の三四郎小宮さんのトレードマークだった欠けた前歯。いつの間にか治療が終わっていましたね。顎関節症の恐れがあるとのことで治療に踏みきったそうですが、歯が欠けるとなぜ顎関節症になるのでしょうか。
欠けた歯と顎関節症の関係や顎関節症の症状についてまとめました。

顎関節症

悪咬合による顎の負担が原因になる

前歯が欠けた状態で食べ物を噛み続けると、噛合せに何らかの異常が起こります。咀嚼は歯列全体でバランスを取っているため、歯が一部でも欠けるとそのバランスが崩れてしまうのです。
噛み合わせの異常は、顎の一部に偏った力がかかった状態であるため、顎関節にとって大きな負担となります。負担がかかった状態が続くと、関節のクッションである関節円板がずれてしまい、口を開けた時に痛みを感じたり音がするようになり顎関節症を引き起こしてしまいます。

顎関節症になると起きること

顎関節症の症状は自発的に起こるものではなく、顎を動かした時に違和感を生じます。代表的な症状は、口が開きにくくなる、音が出る、顎の痛みです。しかし顎関節症をきっかけに、顎周辺だけでなく全身に症状が現れることもあります。

耳が痛くなる

顎関節は耳のすぐ側にあるため、耳の痛みや難聴、耳鳴りなどを引き起こすこともあります。場合によってはめまいや吐き気を感じることもあります。

肩こり

噛み合わせの異常で筋肉の緊張が起こり、肩こりや首の痛みとなって現れることもあります。慢性的な肩のこりは、頭痛の原因にもなります。

摂食に障害を起こす

症状が進むと口が開かなくなり、食べ物を口の中に入れられない、咀嚼できない、ということが起こり、食事も困難になってしまいます。食べ物が食べられないことは、身体の機能低下はもちろんのこと精神的にも影響を及ぼします。

会話ができない

顎の筋肉を思うように動かすことができなくなり、会話もできなくなってしまいます。

歩けなくなる

顎の骨のバランスは、全身のバランスにも影響を及ぼします。偏りがひどくなると歩行も困難になる可能性があります。

欠けた歯の修復方法

欠けた歯が取り返しのつかない虫歯になっていない限りは、抜歯せずに元の歯を利用して直していくことになります。再び生えてくることはありませんので、人工物で補う必要があります。

クラウン

クラウンという人工歯の被せ物をします。欠けた歯の形を整えて接着セメントで人工歯を固定します。小宮さんもクラウンを使って直しており、人工歯には審美性も強度も高いジルコニアという素材を使っているそうです。

ラミネートベニア

欠けた歯の表面を少し削って、ラミネートベニアという薄い人工歯を貼り付けて修復します。つけ爪のようなイメージです。

レジン修復

欠けが小さい場合はレジンというプラスチック素材で形を整えることもあります。

速やかな治療を

顎関節症だけでなく、前歯の欠けは見た目にも大きな影響を及ぼします。お笑い芸人にとっては個性の一つとなるかもしれませんが、一般的に欠けた前歯は悪い印象しか与えません。また虫歯になってしまったり欠けた範囲が広くなる恐れもありますので、歯科医院で速やかに治療しましょう。