井上歯科クリニック 医療法人社団 山吹会 理事長 井上 一彦 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年8月28日

歯学博士
ALD(米国レーザー歯学会)認定医
ドイツGOIAインプラント 認定医
口腔衛生学会 認定医
国際インプラント学会(ICOI)認定医
国際インプラント学会(ICOI)指導医
日本口腔インプラント学会 専門医
日本口腔インプラント学会 指導医
科学研究費助成事業 (2015年度) 基盤研究(C)(一般)研究費取得

学会発表、講演多数

日常の臨床と基礎研究に日々全力で取り組む井上先生。その熱意で患者さんからの信頼も厚く、遠方からも来院される方も多いそうです。そんな先生に本日はインタビューさせていただいた。

―先生が歯医者を志したきっかけは?

私の親族には、歯科医師が多くいます。その環境で育った影響は大きいと思います。歯科医師になった際も、父方の従兄弟の歯科医院で勤務医として臨床を学びました。

―クリニックの特徴を教えてください。

患者さんには、丁寧な説明を心がけています。まず、口腔内の検査をしっかりと行い、コミュニケーションを大切にしながら、患者さんのモチベーションを高め、メインテナンスへの意欲を引き出せるように治療計画を立てています。補綴装置は、選択肢をすべて説明し、患者さんに選んでいただいています。
インプラント治療は、患者さんにとって生涯のかかりつけ医になることが重要ですので、治療後も生涯にわたってかかわることを当院のポリシーとしています。そこで、当院では2~3か月に1回のメインテナンスを必ず行うようにしています。 ただ、患者さんの要望でインプラント治療をしたとしても、やはりメインテナンスは大変ですので、天然歯を保存し、少しずつ治療することも大切にしています。
ドイツで研修した際に、天然歯をできるだけ残し、必要があれば骨も増やしてインプラントを埋入したり、全顎的に末永く嚙めるように継続して診療するという考えに共感しました。
抜いたほうが治療は簡単かもしれませんが、歯の象牙質やエナメル質の働きなど、インプラントにはない天然歯の組織のすばらしさを説明し、できるだけ歯を残し、周囲組織を保全するよう患者さんには話しています。
私のモットーは患者さんには身内のように接することです。当院には、遠方の患者さんにもご来院いただけています。かかりつけの歯科医であるために、私が休みの日も患者さんが連絡をとれるようにしています。また、かかりつけ歯科医を全うするために、訪問診療にも早くから取り組んできました。

―今後の歯科業界についてとその中での先生の展望を教えてください。

今後、歯科業界はよくなっていくと思います。
これからはより高齢化が進み、人口は減ると言われていますが、歯の重要性を感じている人は増えてきています。 お医者さんにかかるのは、生涯でそこまで多くないと思いますが、歯は28本ありますので、それだけ歯医者さんにかかるケースは多いです。ずっと付き合い、ずっと診ていく必要があります。そういう意味では、かかりつけ医ということを考えると歯医者さんがぴったりです。
これから全身を管理するのは歯医者さんです。歯が少ないと、誤嚥性肺炎や認知症、さらには転倒が増えたりなどの問題が起きることが多いですし、要介護になりやすいです。
まだ、他の先進国に比べると全体の意識レベルは低いですが、分かる人は多くなってきています。
どんどんAI技術などが発達してきていますが、歯医者さんは代用が利きません。当たり前のことを当たり前に治療していれば絶対になくならない職業だと思います。
最近ではパフォーマンスが先行して、技術がともなわないところが多いですし、患者さんに対しての説明も足りていないと思います。本当に大事なことを患者さんにアプローチして教育していけば継続して来院していただけると思います。
私は放射性物質が人体にどの程度取り込まれているかを調べるために、事故が起きた近隣地域を中心に日本全国より乳歯を集め、年齢の違いや住んでいる場所によってその差があるかどうかを調査研究しています。研究の結果は、これまでの研究結果と比較するとともに、今後、事故や災害で放射能汚染が起きたときの参考になり得ると考えられています。
環境への事故の影響を調べることは、子どもや将来の人のために非常に価値があることです。国は大気中の放射性核種のデータをチェックしていますが、人体へ及ぼす放射能の影響についての研究はほとんど実施されていませんので、その実態を継続して研究していきます。

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