ワンタフトブラシで「磨けたつもり」を卒業!テクニックいらずで隅々まできれい | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年9月11日

毎日歯磨きしているのに虫歯ができる、歯磨きしているのにすぐ口臭がでてしまう・・・そんなお悩みをお持ちのあなた、原因は「磨き残し」かもしれません。自分では磨けたと思っていても、歯ブラシの届かない歯と歯の間や奥歯には、多くのプラークが潜んでいます。
そんな「磨けたつもり」をなくすことができるのが、ワンタフトブラシです。普通の歯ブラシよりもヘッドが小さいため、狭い場所の隠れたプラークまでスッキリと落とすことができます。歯磨きが苦手な人にもおすすめ、ワンタフトブラシについて紹介します。

ワンタフトブラシの特徴

部分用歯ブラシ、一歯用歯ブラシともよばれるワンタフトブラシは、磨き残しが多い場所を局所的に磨くための清掃器具です。日本ではあまり普及していませんが、予防先進国のスウェーデンではメインで使用されるほどメジャーな歯ブラシです。 ワンタフトブラシには、次のような特徴があります。

ヘッドが小さい

ワンタフトブラシは普通の歯ブラシよりもヘッドが小さいため、歯間や奥歯などの狭い場所を磨くことに適しています。また、歯ブラシを口にいれると気分が悪くなってしまうような嘔吐反射の強い人でも、抵抗なく使うことができます。

ピンポイントで磨ける

大きい歯ブラシはなんとなくゴシゴシしていれば磨けた気になってしまいますが、ワンタフトブラシは磨きたい場所を意識しながらピンポイントで磨くことができます。つい強めになりがちなブラシ圧も調整しやすくなります。

ブラシの形が三角形

ワンタフトブラシは毛先が三角形の山切りカットになっています。凹んでいる歯間が磨きやすくいだけでなく、どんな角度であててもしっかりと汚れを取ることができます。歯磨きが苦手な人でも、ストレスなく使うことができます。

ブラシの密度が高い

よくある普通の歯ブラシは毛が3列に分かれて植えられているため、3列ブラシとも呼ばれます。ワンタフトブラシは1つの毛束に高密度で毛が植えられているため、よりプラークが取りやすい設計になっています。ただし商品によって密度は異なります。

ワンタフトブラシで磨けるところ

ワンタフトブラシは、普通の歯ブラシでは中々磨けない場所の汚れまで落とすことができます。いわゆるリスク部位とよばれる虫歯や歯周病になりやすい場所こそ、ワンタフトブラシでの掃除が適しているのです。

歯周ポケット

普通の歯ブラシで歯周ポケットを掃除しようとすると、場所によってムラがでたり余計な力が入って歯や歯茎を傷つけてしまったりすることがあります。しかしワンタフトブラシで歯周ポケットをなぞるように磨くことで、適度な強さで効率的にポケット内のプラークを落とすことができます。

曲がって生えている歯

曲がって生えている歯は、隣の歯と重なっている部分ができてしまい、ブラシが届きづらく虫歯のリスクが高くなります。ワンタフトブラシは重なり合っている部分でも毛先が届くため、虫歯のリスクを減らすことができます。叢生といわれるガタガタ歯並びにはワンタフトブラシが適しています。

噛み合わせの深い歯

上下の歯が噛み合っている部分が深いと、食べ物が詰まりやすく、虫歯になりやすくなってしまいます。ワンタフトブラシで磨くことで、詰まってしまった食べかすやプラークもスッキリ落とすことができます。

奥歯

奥歯はもっとも磨き残しの多い場所です。ワンタフトブラシで奥歯を磨くだけでもかなりのトラブルを防ぐことができます。特に奥歯の更に奥側(歯茎との境)は普通の歯ブラシでは届かないため、ワンタフトブラシで磨くべき場所です。
また、半分埋まっている親知らずなど、隣の歯と高さが異なる歯は特に磨きにくいため、ワンタフトブラシで磨くことをおすすめします。

補綴物のある歯

ワンタフトブラシは、インレー、クラウン、ブリッジ、インプラントなどの補綴物のメインテナンスにも適しています。人工歯と天然歯の隙間を磨くことで、補綴物をより長持ちさせることができます。インプラントの周りを優しくなぞることで、インプラント歯周炎の予防にもなります。

矯正中の歯

矯正中の歯はワイヤーとの間に食べ物が詰まりやすく、いつも以上に清掃に手がかかります。ワンタフトブラシは隙間に入れてかき出すという動作も簡単にできるため、ストレスなくお掃除が可能です。

ワンタフトブラシの使い方

ワンタフトブラシは、一般的に普段の歯磨きにプラスして使用します。磨き残しの多い、虫歯や歯周病のリスクの高い場所を重点的に磨くことで、効果的にトラブル予防することができます。
今回はスウェーデン式のワンタフトブラシをメインで使用する方法を紹介します。

1.ワンタフトブラシで磨く

まずはじめに、口内トラブルのリスクが高い部位をワンタフトブラシで磨きます。歯間、歯並びが悪い箇所、奥歯、補綴物付近など、気になる部分をなぞるように磨いていきましょう。
この時、力を入れすぎないように、優しく歯に当てることが大切です。歯周ポケットなどデリケートな部位も磨くため、歯や歯茎を傷つけないように毛はできるだけ柔らかいものを選ぶようにしましょう。まだ慣れないうちは、鏡を見ながら磨くことで感覚を掴んでいきましょう。
ワンタフトブラシで磨く時は、何も付けずに磨くのがおすすめです。もしも歯磨き粉を使用するとしたら、研磨剤が入っていなくて、泡立ちの少ない、フッ素が多く含まれているものが良いでしょう。

2.いつもの歯磨き

次に、いつもの歯磨きで全体的に磨いていきます。歯の表面をササっと磨いていきます。ワンタフトブラシで丁寧に磨いていればいるほど、短い時間で済ませることができます。
いつもの歯ブラシを先に行う場合には、しっかりと磨いてからワンタフトブラシを使用しましょう。

3.デンタルフロス

最後に、デンタルフロスで歯間の汚れを取り除けば完璧です。デンタルフロスについては「初心者におすすめのY字型デンタルフロス」を御覧ください。 この3ステップを毎日行うことで、虫歯や歯周病、口臭などのトラブルを防ぐことができます。最低でも、夜寝る前は必ず行いましょう。

まとめ

ワンタフトブラシでは、「磨いた気」になっていた場所までしっかりと磨くことができます。特に、歯周病の人、歯並びが気になる人、クラウンやブリッジ、矯正器具を入れている人など、トラブルを抱えている又はメインテナンスに力を入れなければならない人にとって必須アイテムといっても過言ではありません。
これまで届かなかった場所にブラシが当たる感覚はとても気持ちよく、磨き終わりもいつもよりもスッキリとします。ワンタフトブラシはドラッグストアにも売っているため、入手もしやすいアイテムです。まずは一度使ってみてはいかがでしょうか。