一番近い歯医者で大丈夫?あなたにぴったりの歯医者さんを探そう | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年10月7日

急に歯が痛くなって、一刻も早く歯医者さんに行きたい時には、現在地から一番近い歯医者さんを探したりしますよね。しかし一言で歯医者さんといっても、よくある町の歯医者さんや、ホワイトニングや矯正専門の歯医者さん、大学病院など、様々な種類があります。
今からあなたが行こうとしている歯医者さんはどのタイプの歯医者さんでしょうか?コンビニよりも多いといわれる歯科医院ですが、コンビニのようにどこへいっても同じような水準の商品が揃っているわけではありません。歯医者さんを安易に探すのはとても危険です。
今回は、歯医者さんの種類と、そのメリットとデメリットを独断と偏見により解説していきます。

歯医者さんの5つのタイプ

歯医者さんの種類を紹介します。大きく5つのタイプに分けることができ、町の歯医者さん、専門性の高い歯医者さん、大小の規模の歯医者さん、大学病院についてそれぞれ説明します。
独断と偏見が多分に含まれておりますので、参考程度にお願い致します。

総合的に診てくれる町の歯医者さん

地域密着型の、一般的な町の歯医者さんです。虫歯治療から歯周病治療、入れ歯の作成まで広く受け持っています。老若男女広い患者層を持つため、保険診療内で行っていることが多くなります。家族ぐるみで通えるなど、信頼関係も築きやすくなります。
大抵の治療は行ってくれますが、汎用的な保険適用の診療が基本なので、保険適用外の専門性の高い治療や、歯肉をたくさん切るような侵襲性の高い治療は扱っていないこともあります。診療内容も限られてくるため、最先端の設備類も備えていないかもしれません。もっとも多いタイプの歯科医院なので、診療の特徴が見えづらく当たりハズレも多くなってしまいます。
ただし自院で扱っていない症例があったとしても、多くの場合では適した知り合いの歯医者さんを紹介してくれるはずです。

メリット デメリット
・地域密着型で通いやすい
・保険診療内なので安価
・大抵の治療は済ませることができる
・専門性の高い治療はできない
・最新設備がない
・当たりハズレが大きい

〇〇専門の歯医者さん

歯周病治療や矯正、ホワイトニングやインプラントなど、特定の分野に特化した歯医者さんです。大学病院のように難症例を扱っているなど、他院からの紹介中心で診療を行っているところもあります。
初回でこの歯医者さんを訪れるのは、事前にインターネットなどで自分の症状に検討をつけているなど、ある程度デンタルリテラシーの高い患者が多いかもしれません。
専門性の高い歯医者さんは、診療設備も整っており、常に新しい技術を取り入れている傾向にありますが、症例数が少なく安全性の確認が不十分な治療を取り入れている可能性もあります。また保険外診療により価格設定も自由なので、ものすごく高額な診療費用がかかってしまうかもしれません。
専門外の診療になると、別の医院への転院が必要となってしまうなど、総合的に診てくれないという欠点もあります。長く一つのところに通いたい場合には向いていないかもしれません。

メリット デメリット
・専門性が高い高度な診療を受けられる
・設備が整っている
・要望の高い患者にも応えることができる
・症例数の少ない治療法に注意
・保険外で高額になってしまうこともある
・総合的に診てくれない

大規模な歯医者さん

歯科医師が何人も働いていて、分院も複数あるような大規模な歯医者さんタイプです。駅近の大きなビルに入っていて交通アクセスがよかったり、たくさんのスタッフが在籍しているために予約が取りやすかったりします。資金力もあるために、キッズスペースや診療設備が整っている可能性も高いでしょう。
また、大きな医療法人などでは歯科以外の領域も取り扱っていることもあり、他の診療科目と連携をとって治療をすることができます。
ただし人が多い分、毎回違う歯科医師が担当になることも多く、情報共有ができていなかったり、技術の差が出てしまったりということもありえます。またたくさんの患者を扱っているために、一人あたりの診療時間が短くなってしまうかもしれません。

メリット デメリット
・交通アクセスが良い
・予約が取りやすい
・キッズスペースなど設備が整っている
・特定の担当医がつかない
・診療のクオリティにムラがある
・一人あたりの診療時間が短い

小規模な歯医者さん

歯科医師一人と歯科助手や歯科衛生士が一人でやっているような、小規模な歯医者さんです。雑居ビルの一角やはたまたおしゃれな一軒家風の場所でやっていたりします。夫婦や親子でやっているような家族経営のところもあります。院長の意向が大きく反映されるため診療の傾向は様々ですが、こだわりが強く、熱心な先生であることが多いです。
スタッフや診療台の数も少ないため、同時に複数人を受け入れるのではなく、患者一人ひとりを丁寧に診てくれる傾向にあります。「オーダーメイドの診療」などがキーワードになっているように、診療の自由度も高く、先生との信頼関係も築きやすいでしょう。
ただし保険外の自費診療オンリーでやっていることが多いかもしれません。一日当たりの患者の数も限られてくるため、予約が取りにくいということもあります。先生のこだわりが強すぎて、合わない場合もあります。

メリット デメリット
・先生が熱心
・一人ひとり丁寧に診てくれる
・信頼関係が築きやすい
・保険外診療が多い
・予約が取りにくい
・合う合わないがある

大学病院

大学病院では、入院が必要な大掛かりな手術や、難しい症例を多く扱っています。泊まりで治療を受けられるため、日常生活に支障をきたすような数本の抜歯も、一度の手術で済ませることができます。一般の歯医者さんには置けないような、高額な診療設備も整っています。
また営利主義ではないので採算が合わない治療でも保険適用内で可能です。一定水準以上の設備が整っていないと適用されない先進医療(保険診療と併用できる保険外診療のこと)も受けられます。
ただし大学病院は数も限られていますし、他院からの紹介制を取っているところがほとんどのため、誰でも診療を受けられるわけではありません。予約も1ヶ月以上先になってしまうことが多く、今すぐ治してほしいというニーズには応えることができません。
また教育機関でもあるため、新米の歯科医師が担当することもありますし、時には研修や研究対象として診療を受けなければならないケースもあります。

メリット デメリット
・高度な診療が受けられる
・診療設備が整っている
・保険適用内で済む
・紹介されないと診療を受けられないことがある
・予約がしにくい
・研修や研究に利用されることがある

最近はハイブリッドな歯医者さんも

歯科医療業界激戦の時代ということもあり、これまでの概念を破るような歯医者さんも次々と表れています。普通の町の歯医者さんでも、大学病院顔負けの設備を整えていたり、とても歯医者さんとは思えないような華美な内装や完全個室の診療室を整えていたりします。
最近は、めちゃめちゃな診療を行う歯医者さんも減っているといいます。今後は患者のニーズに細やかに対応できる歯医者さんや、本当に腕のある歯医者さんだけが残っていくのかもしれません。
良い歯医者さんだけを残すことができるのは、他ならぬ患者自身です。受け身にならずに積極的に良い歯医者さんを探しましょう。歯医者の選び方に載っている歯医者さんは、歯科医師がおすすめしている本当に良い歯医者さんです。是非参考にして下さいね。