歯ブラシは小さめヘッドがおすすめ | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2019年2月7日

ドラッグストアに行くと様々な種類の歯ブラシがありますよね。歯ブラシコーナーに行くと種類もたくさんありますし、値段も安価なものから高価なものまで本当に様々です。歯ブラシは消耗品ですし、安価なものでいいやと適当に選んでしまいがちです。私も昔は歯ブラシの種類にこだわりなどはなく、特定の種類の歯ブラシを使っているということもなかったので、その場でさっと安価なものを選んでいました。そうして、適当に選んだ歯ブラシは使い始めてみると「なんだか磨きにくいな」と思うこともありました。歯が磨きにくいということは、自分に合う歯ブラシを使っていないということになります。私は親知らずもまだ抜かないでいるので、それらが虫歯にならないように自分に合う歯ブラシを選ばなくてはと思い、まずネットで評判の良い歯ブラシを調べました。しかし、前述の通り歯ブラシは本当にたくさんの種類があり、人それぞれ歯の生え方や口内環境が違うように、ネットの口コミだけで自分に合う1本をすぐに見つけるのは中々難しいです。それに消耗品とはいえ、新品の歯ブラシを開封したら、そこから約1ヶ月は同じ歯ブラシを使うことになると思います。合わないからといってすぐ捨ててしまうのはもったいないですよね。なるべく最短距離で自分に合う歯ブラシを見つけたいと思い調べたところ、大きめのヘッドのものより、小さめのヘッド仕様の歯ブラシをおすすめしている情報が多くありました。では、小さめヘッドの歯ブラシにはどのようなメリットがあるのでしょうか。そして気になる虫歯予防や歯周病予防にはどのような歯ブラシを選べばいいのでしょうか。この記事が、もしかしたら自分に合う歯ブラシを見つけるヒントになるかもしれません。

虫歯予防や歯周病予防には歯ブラシ選びが重要

きちんと歯を磨いているはずなのに、なぜか虫歯になりやすいという人も居るかと思います。虫歯になるには様々な要因がありますが、もしかしたら歯ブラシが合っておらず、歯がきちんと磨けておらず歯垢などが残っているせいかもしれません。とはいえ、歯ブラシも様々な種類があり、どう選べばいいか迷いますよね。毛の硬さは硬いものから柔らかいものまでありますし、毛の太さも太めなものもあれば細めなものもあり、毛の長さも歯ブラシによって違います。もちろんヘッドの大きさも、大きめなもの、小さめなもの、幅が広いもの、幅が狭いものなど様々です。では、多くの人が気になる虫歯予防や歯周病予防にはどのような歯ブラシが適しているのでしょうか。

虫歯予防

虫歯予防の歯ブラシ選びには、毛の硬さが硬め、もしくは普通のタイプがおすすめです。虫歯予防には、歯の汚れを落とすため、歯垢を除去するために歯ブラシを選ぶことが重要で、毛の硬さが硬いものは軽い力で磨いても汚れを落としやすいです。また、毛が硬いものは毛先が摩耗で開きにくく、しっかりとコシがあるので、歯を磨いていて清涼感があります。ただ、毛が硬すぎてしまうと歯や歯茎を傷つけてしまう可能性があり、普段力を入れてゴシゴシと歯を磨いている方にはおすすめできません。力が入りやすい人は硬さが普通のタイプを選びましょう。そして力任せで歯を磨くのではなく、歯の1本1本を磨き、丁寧に歯の隅まで磨くようにしましょう。

歯周病予防

歯周病予防のために選ぶ歯ブラシは、毛の硬さが柔らかいものを使うのがおすすめです。毛が柔らかいことによって歯茎も傷つきにくく、歯周ポケットの汚れも取り除きやすいです。歯と歯茎の間にある歯周ポケットに菌が溜まったままになると歯石になり、歯石がたまるとより菌が繁殖して歯周ポケットが深くなってしまいます。歯周ポケットが深いと菌はより繁殖しやすくなり、歯周病菌となって歯や歯茎、歯の根元まで菌が炎症を起こし、歯周病となってしまうのです。歯周ポケットを清潔に保つためにも、毛が柔らかいブラシを使って、歯だけでなく歯周ポケットにまで届くように細かく、丁寧に磨きましょう。

丁寧に磨くには小さめヘッドの歯ブラシがおすすめ

虫歯予防、歯周病予防のための歯ブラシの選び方についてご紹介しましたが、どちらにも共通するのは、やはり「丁寧に磨くこと」です。歯磨きは生活習慣として毎日、なおかつ朝も昼も夜も、1日3回磨いている人が多いと思います。そのため、丁寧どころか面倒になりささっと終えてしまう人も中にはいるのではないでしょうか。それではせっかく自分にあう歯ブラシを選べても、その力を発揮することができません。そして、大きめヘッドの歯ブラシは複数の歯をざっと磨けるので便利に感じますが、ブラシ自体が大きいことで小回りがきかず、奥歯や歯の隅までは磨きにくいかと思います。現代人は顎が小さい人が多く、特に女性や子どもは口を大きく開いて歯を磨いても、ブラシのヘッドが大きくては隅まで届かずきちんと磨けていないことが多々あります。そこでおすすめなのがヘッドの小さい歯ブラシです。小さめヘッドの歯ブラシは顎が小さい人でもヘッドが邪魔にならず、奥歯の隅までしっかりと届いて磨くことができます。また、歯周ポケットにも届きやすいので歯周病予防にも効果があると言えます。

小さめヘッドの歯ブラシを選ぶメリット・デメリット

いいことずくめに思える小さめヘッドの歯ブラシですが、小さめヘッドが合わない人も中にはいるかと思います。そこでメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット

・小回りがきくので歯が隅々まで磨きやすい
・ヘッドが小さいため奥歯や親知らずまで届きやすい
・歯周ポケットにも届きやすい
・磨く時に細かく動かしやすいため、無意識でも丁寧に磨くようになる可能性が高い
・顎が小さい人や女性、子どもにも扱いやすい

デメリット

・大きめヘッドより磨く時間がかかるため、歯磨きに時間がかけられない人には向いていない
・面を磨くことに対しては不安定になりやすい
・ブラシの面自体が小さいため、歯磨きが雑な人には磨き残しが多くなる可能性がある

まとめ

ヘッドが小さい歯ブラシは奥歯や細かいところまで磨きやすくなり、小回りがきくので歯周ポケットのケアもしやすくなります。小さめヘッドの歯ブラシは、ヘッドが普通の大きさの歯ブラシよりも売り場においてある種類が少ないかもしれませんが、その場合はいっそ子ども用の歯ブラシを使ってみるのも方法の1つです。柄が短いので扱いやすく、細かく磨けて便利です。しかし、大人用より毛が短く、毛が短すぎるものは余計な力を入れてしまいがちです。歯を上手く磨けない可能性があるので、子ども用の歯ブラシを使ってみようと思った場合は毛の長さに注目して選ぶと良いかもしれません。また、ヘッドがとても小さく、磨きにくい部分も行き届く「ワンタフトブラシ」という部分用の歯ブラシもあります。ワンタフトブラシで普段磨きにくい場所を磨いたあとに、普段の歯ブラシで磨くことで磨き残しが少なくなり、ワンランク上質な仕上がりの歯磨きができます。ワンタフトブラシについては別の記事で詳しく紹介しているので気になる方はぜひ一度ご覧ください。【ワンタフトブラシで「磨けたつもり」を卒業!テクニックいらずで隅々まできれい】今回はヘッドの小さい歯ブラシについて紹介しましたが、自分の歯にはどんな歯ブラシを使ったらいいのかわからない!という方や、自分で試して合わなかったら嫌!という方は、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士に相談してみてください。自分の歯の状態や気になるところを踏まえて、おすすめの歯ブラシや、より効果的な歯の磨き方も教えてくれますよ。虫歯や歯周病を予防し、歯を長持ちさせるためにも、まずは歯ブラシ選びから変えてみてはいかがでしょうか。