虫歯の治療後も痛い「いつまで続くの?」 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2019年4月4日

歯に違和感があるとどうしても気になりますよね。歯だけでなく口内に出来物や傷が出来た時も気になります。ついついそこを舌で触ってしまうことも。歯や口内だけでなく顔全体には神経がかなり集中しているので、小さな異変でも気になってしまうのです。顔周りの違和感、痛みの中でも、歯の痛みは特に耐え難い痛みとして悩んでしまう人も多いです。痛みが強いとそこばかり気になってしまい他のことに集中できないですし、痛すぎて眠れない、眠れても痛みで起きてしまう、じっとおとなしくできないなど・・・とにかく痛みが勝ってしまい疲れ果ててしまいます。歯痛の原因は様々ですが、歯に痛みを感じたらまず「虫歯になったかも!」と思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。どんな病気にも言えることですが、気になったらすぐに病院に行くべきです。あと1日遅かったら大変なことになっていたという恐ろしいケースもありますし、初期症状で診療してもらったほうが何回も通わなくて済むかもしれません。病院に行くのなら、早め早めを心がけましょう。そして、治療が終わったあとも手放しでは喜べません。虫歯の治療後に痛みを感じるパターンもあるようです。治療は終わったはずなのに、なぜ痛みがあるのでしょうか。今回はそんな治療後の痛みの原因や、歯の痛みの対策、やっては行けない行動についてご紹介します。

何故虫歯を治したのに痛いの?

治療後に痛みが起きる原因はどんなものがあるかご紹介します。

銀歯を入れた後の痛み

虫歯で空いてしまった穴に詰め物として銀歯を入れ、その後痛むパターンです。痛みやしみる、などの症状が起きるようです。なぜこのパターンで痛みやしみるといった症状が起きてしまうかというと、金属の熱伝導率が原因です。金、銀、銅、アルミなどの金属の中で一番電流が通る物質が銀です。電流が通りやすいということは、熱伝導率も高いです。銀は熱さや冷たさが伝わりやすい物質ということです。歯の神経(歯髄)が残っており、その歯に銀の詰め物をした場合、銀の詰め物に温かさや冷たさが伝わるとそのまま歯の神経に伝わります。そのため「しみる」「痛い」と感じることがあるようです。

神経を残して歯を削った後の痛み

虫歯の治療で虫歯部分を除去するために歯を削り、神経は残す治療を行った場合の痛みです。このパターンでは虫歯部分を除去するために、神経の付近まで削ることが多いです。そして神経が反応して過敏になり、痛みを感じるのです。神経から遠い箇所を削った場合でも、器具の振動や熱で神経が反応することもあります。歯を削ることで神経が痛んでしまうのです。

神経を除去する治療をした後の痛み

神経を残して歯を削った後の痛みとは反対に、歯の神経を取り除く治療をした後に痛むパターンです。神経を抜いたはずなのに痛みを感じるので「なぜ?」と思う人も多いはず。この場合の痛みには様々な可能性があり、「神経がまだ残っている」「細菌を除去しきれずに傷んでいる」「神経を抜いた歯を舌で押してしまっている」「神経が炎症を起こして歯根膜炎になっている」「膿が溜まっている」などが挙げられます。それぞれが複合的になって痛みが起きている場合もあります。

噛んだ時の痛み

虫歯治療後、噛んだ時に痛みがある場合には詰め物の高さが合っていない可能性があります。詰め物の高さが高くなっていると、噛みあわせが合わない状態になります。噛みあわせが合わないと、歯にも負担がかかってしまいます。痛みの原因は、噛んだときの負担が積み重なって歯肉や歯根に炎症が起きているせいかもしれません。

虫歯治療以外の治療後の痛み

虫歯治療後だけでなく以下のような場合は治療後に痛みを感じるかもしれません。

歯石を取った後の痛み

歯石が多く付いていた歯から、歯石を取り除くと痛みを感じたり、しみたりといった症状が出る可能性があります。歯の表面に覆うように付いていた歯石を取った結果、歯が薄くなったように感じるため痛みを感じやすくなったり、しみやすく感じたりすることがあります。この場合は1週間もしないうちに自然と歯の痛みやしみる感じがなくなってくるようです。

インプラント手術後の痛み

インプラントの手術後に痛みを感じることがあります。手術によってインプラントを埋入し、麻酔が切れたあとに痛みを感じるようです。インプラントの手術後には痛みには、痛み止めの薬を飲むことによってしっかり痛みを抑えることができます。

痛みを感じたときの対処方法

では歯に痛みを感じた場合はどうすればいいのでしょうか。以下のような対処方法があります。

少し様子を見る

一過性の痛みの可能性があります。詰め物を入れた後であったり、歯を削った後であったりすると、一時的に歯の神経や歯肉が反応して痛みや違和感があるかもしれません。時間が経つに連れて痛みが引く可能性があります。安静にして、歯を刺激しないように様子を見てください。

歯科医院を受診する

虫歯の治療が終わると安心しますよね。しかし治療が終わった後でも歯に異変を感じたら、なるべく早く歯科医院を受診するべきです。痛みの原因が治療した部分のせいとは限りません。他の箇所が原因かもしれませんし、歯以外が原因となって歯痛を感じている場合もあります。

痛み止めを使用する

すぐに歯科医院に行けず、痛みが気になる場合には市販されている鎮痛剤を使用しましょう。ですが、鎮静剤によって胃に負担がかかる可能性があります。空腹の状態ではなるべく使用せず、何か食べ物を胃に入れてから服用してください。鎮痛剤は飲み薬だけでなく、塗り薬タイプもあります。飲み薬の鎮痛剤の成分は多様で、製薬会社から様々な商品が発売されているので、薬局やドラッグストアの薬剤師、登録販売者に相談してから購入するのがよいでしょう。

患部を冷やす

冷水で濡らした濡れタオルや氷嚢を、患部に当てて冷やしましょう。痛みが緩和されるかもしれません。

歯が痛い時にやってはいけないこと

歯が痛い時にやってしまうと、更に痛みがひどくなってしまうかもしれない行動を紹介します。

痛い歯を舌や指で押す

痛い部分を指で押してはいけません。舌で押すのもやめましょう。さらに痛みが強くなってしまうかもしれません。また、指で痛い箇所に触れることで、雑菌が付いてしまうことがあります。痛みで気になってしまいがちですが、触らずに居られるよう、気にせずに過ごしましょう。

お風呂に入る

体が温まると血行が良くなり神経が反応します。神経が反応することで神経が圧迫されて痛みが酷くなる可能性があるので、温度の高いお風呂に長時間入ることはさけるべきです。

運動する

運動もお風呂と同様に血行が良くなるので、痛みが酷くなってしまうかもしれません。長時間の運動はやめておきましょう。

甘いもの、辛いものは避ける

甘いもの、つまり糖分を摂取すると口内の虫歯菌や歯周病菌がより活動的な状態に変化します。これ以上状態を悪化させないためにも甘いジュースやお菓子などは避けましょう。また、辛いものは刺激物なので口内に悪影響を及ぼす可能性があります。辛いものでも血流が良くなって痛みが増すかもしれません。歯が痛い時には、辛いものも避けたほうがいいでしょう。

お酒、タバコは控える

お酒のアルコールにも血流を良くして神経が反応し、圧迫し始める作用があります。痛みがひどくなるかもしれませんので、お酒を飲まないようにしましょう。そしてタバコも控えましょう。タバコは痛い箇所に酸素が上手く運ばれなくなってしまいます。酸素が上手く運ばれないと修復機能が働きにくくなってしまい、痛みの原因菌がより活動的になってしまいます。歯痛があった上でタバコを吸う場合には気をつけましょう。

まとめ

虫歯を治療した後や、歯石をとった後、インプラントの手術後にも歯が痛むことがあります。治療後の痛みは一時的なものの場合、時間が経てば治まることもあります。ですが、治療した箇所だけでなく他の箇所が原因で痛みが起きている可能性もあるので、痛みに気がついたら早めに歯科医院に行きましょう。