休日に歯が痛い・・・対処法と休日応急歯科診療とは | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2019年6月18日

2019年のゴールデンウィークは10連休の「超大型連休」として話題になりました。新天皇即位に伴って5月1日が休みになったため、連続10日間の休みになりました。土日祝日休みのお仕事をしている人や、土日祝日が休みの学生にとっては喜ばしいこの連休ですが、土日祝日がお休みでないサービス業界は、異例の大型連休によってどのくらい客数が増えるか読めず、不安もあるとのことです。そんな大型連休中に、突然歯が痛くなってしまったら・・・あなたはどうしますか?「連休中に出先で急な歯痛に襲われた」「家でゆっくり休んでいるときに歯が痛くなった」なんてことになってしまったら、せっかくのお休みなのにつらいですよね。そして歯科医院の場合、土日は診療を行っている医院が多いのですが、祝日は休診にしている場合があります。また、土日に祝日が重なっていたり、大型連休になっていたり、年末年始の場合はまとめて休診にすることもあります。連休中は歯の痛みを我慢するしかないのでしょうか。しかしそんな困ったときのために、「休日応急歯科診療」というものがあります。今回は、休日に歯が痛くなってしまったらどうすればいいのか、痛みのための対処法と、いざという時のために知っておきたい「休日応急歯科診療」についてご紹介します。

休日に歯が痛くなったら、我慢する?

もしも土日祝日に歯が痛くなってしまったら、または土日祝の連休中、旅行などの出先で歯に痛みが出てきたらどうしますか?「今は歯が痛いけど、休日で歯科医院がやっていないから耐えて我慢する!」という人も少なくないようです。しかし一説によると、歯の痛みは過去に拷問にも使われたことがあるほど非常に強い痛みと言われています。せっかくの休日に痛みをずっと我慢するのはとてもつらいことです。それに歯の痛みは放置すればするほど痛みがより強くなることが多いですし、痛い状態をそのままにしてしまっては病状がどんどん悪化してしまいます。痛みがある場合、我慢して耐えるのはおすすめでできません。

歯が痛い時の対処法って?

では、歯科医院が休診の日に、歯が痛くなった時はどうすればよいのでしょうか。以下では歯痛の対処法を紹介しますが、これらは痛みを抑えるための処置なので、根本的な治療ではありません。しっかり治療するためにもなるべく早い段階で歯科医院に行きましょう。

鎮痛薬を飲む

鎮痛薬を飲むことで、一時的に歯の痛みを和らげることができます。鎮痛薬はドラッグストアでたくさん売られていますが、以下の成分が入っているものがおすすめです。

・ロキソプロフェン、またはイブプロフェンが入っている鎮痛薬
ロキソプロフェンやイブプロフェンが含まれているものは「非ステロイド性抗炎症薬」といい、痛みを抑えてくれる働きがあります。特にロキソプロフェンは強い鎮痛作用があり、元々医師からの処方箋が必要な薬でしたが、2015年頃から市販薬になっています。

・アセトアミノフェンが入っている鎮痛薬
アセトアミノフェンは「非ピリン系解熱鎮痛薬」の中に含まれる成分の1種です。鎮痛薬は服用すると胃に負担がかる場合がありますが、アセトアミノフェンの鎮痛薬はロキソプロフェンやイブプロフェンが含まれている薬と比べると胃に優しく、胃への負担が軽いことから、胃が弱い人にもおすすめです。また、アセトアミノフェンの入った鎮痛薬の中には、何も食べていない状態のときに飲めるものもあります。

また成分だけでなく、薬の形状にも注目しましょう。液体カプセルタイプや、顆粒、粉末タイプの鎮痛薬は吸収が早い分、錠剤に比べてより早い痛みの緩和が期待できます。しかし粉末タイプの薬は飲みづらくて苦手な人も多いです。苦手な人は無理をせず、錠剤の鎮痛薬を飲みましょう。

※注意※
喘息を発症している人は、鎮痛薬を飲むことで「アスピリン喘息」を引き起こしてしまうかもしれません。鎮痛成分は鎮痛薬だけでなく、風邪薬や痛み止めの湿布や塗り薬などにも含まれていることがあります。喘息を発症していて、鎮痛成分が含まれている薬を飲む場合は、医師や薬剤師に相談をしましょう。

痛いところを冷やす

冷やすと痛みが和らぐ場合があります。保冷剤をタオルに包んで患部にあて、冷やしてみてください。より直接的に冷やそうと考えて口の中に氷を入れて、痛いところを直接冷やすのは止めておきましょう。虫歯がひどい場合は氷の溶けた水が歯に染みて、より痛みが強くなってしまう可能性がありますので注意が必要です。

休日や年末年始でも診療してくれる「休日応急歯科診療」とは

土日に診療をしている歯科医院は多いのですが、祝日や連休、年末年始は休診にしている場合があります。休日に突然歯が痛くなったり、怪我をして歯が折れてしまったらどうすればいいのでしょうか。そんないざというときのために、各地域に「休日応急歯科診療」というものがあります。東京都新宿区を例に上げると、歯が痛くなったり、怪我をして歯が折れてしまったときなどのために、祝日や年末年始でも対応ができるように輪番制で休日応急歯科診療を実施しています。輪番制なので日ごとに担当する医院が変わります。休日応急歯科診療では、痛みや怪我のための処置を行っており、薬も処方してくれます。また、東京都千代田区の場合、区の保健所内で休日応急診療所を開設し、診療を実施しています。住んでいる地域で休日応急歯科診療を行っているか調べるには、市区町村のウェブサイトで「休日応急診療」のページを見るか、「市区町村名(スペース)休日応急歯科診療」で検索すると見つかります。しかし、休日応急歯科診療はいわゆる「応急処置」です。応急処置をしてもらったあとは、治療を終わらせるためにも早めにかかりつけの歯科医院に行きましょう。

まとめ

今回は歯が痛い時の対処法と、休日でも歯科診療をしてくれる「休日応急歯科診療」についてご紹介しました。せっかくの休日に「歯が痛い!」とならないためにも、日頃の歯のケアは大切です。歯磨きの仕方など、歯のケア方法についてはかかりつけの歯科医院で歯科医師や歯科衛生士からアドバイスを聞くことがおすすめです。また、歯科医院で定期的に検診を受けていれば、痛くなる前の初期虫歯などを見つけることができます。お休みをより楽しく過ごすためにも、定期検診をしっかりと受けて、日常的に歯のケアを心掛けて歯の健康を保っていきましょう。