ホームホワイトニング | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、マウスピースとホワイトニング剤があれば好きな場所で、好きな時間にできるホワイトニングです。オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師または歯科衛生士に施術してもらいますが、ホームホワイトニングは自分で薬剤をマウスピースに入れて装着します。またオフィスホワイトニングで使われる薬剤の主成分は過酸化水素で、ホームホワイトニングで使われる薬剤の主成分は過酸化尿素です。使用する薬剤の成分が異なります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの流れ

ホームホワイトニングをするには、まず歯科医院で診察を受けます。診察で虫歯や歯周病などが発見された場合、すぐにホワイトニングを始められないことがあります。それは患部にホワイトニング剤が触れると、しみて痛むことがあるためです。またこびりついた着色汚れや歯石があると、ホワイトニング剤が浸透しにくくなる可能性があるので、歯石取りや歯のクリーニングを事前に行うこともあります。そして口腔内に特に問題がないことが確認できたら、ホームホワイトニング用のマウスピース作成のために歯型を取ります。また歯の色の変化を確認するために歯の写真も撮影します。その後マウスピースが完成したら、歯科医師から使い方の説明を受けてマウスピースとホワイトニング剤を持ち帰ります。自分の好きなタイミングで、マウスピースにホワイトニング剤を入れ、規定の時間通りマウスピースを着けて過ごします。

ホームホワイトニングの種類

ホームホワイトニングにはデイタイプとナイトタイプがあります。マウスピースの装着時間が異なり、平均時間はデイタイプの場合1~2時間ほど、ナイトタイプの場合4~8時間ほどです。デイタイプは、寝ている時以外にホワイトニングをすることを想定しているので、短時間でも効果が出るようにホワイトニング剤の濃度を高くしています。一方ナイトタイプは寝ている時に使用することを想定しているので、歯にホワイトニング剤をつけている時間が長くなります。そのためホワイトニング剤の濃度を低くして、長時間ホワイトニング剤が歯についても安全に過ごせるようにしているので、デイタイプと比べると効果は緩やかです。デイタイプは装着時間を守って定期的にホームホワイトニングができる人に向いており、ナイトタイプは寝ながら気軽にホワイトニングができるので、日中はホワイトニングをする時間を確保できない人に向いています。

歯をしっかり白くするには

歯は食べ物や飲み物、タバコなどが原因で着色する「外因性着色」と、加齢や薬の副作用で着色する「内因性着色」によって色が変わります。外因性着色により歯の表面に着色汚れが溜まると、歯磨きでは取れないほどこびりついた状態になります。この表面についた着色汚れはPMTCという歯のクリーニングを行ったり、ポリリン酸やメタリン酸という着色汚れを分解する成分を使ったホワイトニング剤を使うと色素が除去されます。色素が除去されることで、歯の色が明るくなり、歯が白く見えるのです。しかしPMTCやポリリン酸、メタリン酸のホワイトニングはあくまで着色汚れを除去する方法なので、内因性着色の場合は効果をあまり感じられない人が多いです。歯を白くする効果をしっかり実感したい場合は、過酸化水素や過酸化尿素が主成分のホワイトニング剤を使用したホームホワイトニングやオフィスホワイトニングがおすすめです。過酸化水素とは衣類の漂白剤などにも入っている成分で、過酸化尿素は尿素と過酸化水素に分解するので最終的に過酸化水素と同じ働きをします。過酸化水素や過酸化尿素の入ったホワイトニング剤は温度変化や強い光があたると酸化がはじまり、歯の色素を分解し始めるので、歯の色が白っぽく変化します。さらにマスキング効果が起こって歯の表面の構造が変化し、光が通りやすくなるので歯全体が明るく見えるようになります。ホームホワイトニングに使われている成分は過酸化尿素なので、ホワイトニング効果が高い成分と言えます。

過酸化尿素を使用する理由

ホームホワイトニングに使われるホワイトニング剤の主成分は過酸化尿素です。過酸化尿素が歯を白くするにはまず温度が変わって、尿素と過酸化水素に分解する過程が必要なので、歯が白くなるまで時間がかかります。また過酸化尿素の濃度は過酸化水素の3分の1程度なので、過酸化尿素よりもオフィスホワイトニングで使われる過酸化水素の入ったホワイトニング剤の方が、1回で歯を白くする力が強いです。ではなぜホームホワイトニングで過酸化水素を使わないのでしょうか。理由は、過酸化水素は濃度が高くなると危険な成分だからです。過酸化水素のホワイトニング剤は、その危険性から歯科医師や歯科衛生士のいる歯科医院でしか取り扱いができません。ホームホワイトニングで危険性のある薬剤は使えないので、自宅でも安全に使える過酸化尿素を使用しています。

ホームホワイトニングの費用

ホームホワイトニングは健康保険を適用できないので、自由診療となります。費用は診療代、マウスピース代、ホワイトニング剤(約10回分を渡されることが多いです)を含めて2万~5万円が平均の費用です。

ホームホワイトニングのメリット

ホームホワイトニングはマウスピースと薬剤があれば、好きな場所で手軽にホワイトニングができます。オフィスホワイトニングやセルフホワイトニングのように歯科医院や美容サロンに何度も通う必要がありません。デイタイプであれば装着時間はおおよそ1~2時間のものが多く、テレビを見ながら、読書をしながらでも使用できます。またナイトタイプは寝ている間にホワイトニングができます。そしてホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べてホワイトニング効果が長持ちしやすく、後戻りしにくい特徴があり、継続してホームホワイトニングを続けることで、着実に歯の色が白くなるので、オフィスホワイトニングよりも歯が白くなる人が多いです。

ホームホワイトニングのデメリット

ホームホワイトニングは歯型を取ってマウスピースを作成する必要があるので、その場ですぐにホワイトニングをすることはできません。またホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて1回で歯を白くする力は弱いです。歯をしっかり白くするにはホームホワイトニングを定期的に行う必要があります。そしてホームホワイトニングの薬剤では詰め物や被せ物がある歯や、神経を抜いている歯の色を白くすることはできません。そのためホワイトニング後は歯の色にそれぞれ差が出てしまう場合があります。

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