メタルボンドクラウン
メタルボンドクラウンは金属の土台にセラミックを被せたクラウンです。耐久性と審美性を兼ね備えているため、どの部分にも使うことができます。
1 メタルボンドクラウンについて
メタルボンドクラウンは、保険外診療の中では比較的安価で治療を受けることができ、施術できる範囲も広いのが特徴です。保険適用のレジンに比べると表面はセラミックのために白く着色しにくいですが、金属部分の劣化は避けられず変色することがあります。
2 治療費
メタルボンドクラウンは保険の対象外となります。1本あたり4万~15万円ほどになります。
3 メリット
土台が金属のため、耐久性に優れています。奥歯にも使用することができます。表面はセラミックのため見た目は自然です。
4 デメリット
保険診療外のため高価になります。金属アレルギーを引き起こすことがあります。溶け出して周囲の歯や歯茎を変色させる恐れがあります。また裏側の金属が見えたり、年数が経つと歯茎との境目に金属が露出してくることもあり、オールセラミックよりも審美性に劣りがあります。