鈴木歯科医院 院長 鈴木 真名 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2017年3月15日
鈴木真名先生

東京SJCD (Society of Japan Clinical Dentistry)顧問
SJCDインターナショナル常任理事
日本臨床歯周病学会 指導医
日本顎咬合学会 指導医
日本歯周病学会 専門医

著書
・イラストレイテッド・ペリオドンタルマイクロサージェリーアドバンステクニック-審美性を獲得するソフトティッシュマネージメント-クインテッセンス出版(2011年)
・ペリオドンタル・マイクロサージェリー クインテッセンス出版(2002年)
・臨床歯周補綴(3) SJCD出版(1995年)
・インターディシプリナリーを考える クインテッセンス出版(1996年)
・歯周病、新しい治療を求めて クインテッセンス出版(2000年)
・歯周治療のストラテジー 医歯薬出版(2002年)
・デンタルエステティック パート6 クインテッセンス出版(2002年)

講演、論文多数

20年以上前から治療にマイクロスコープを導入している、マイクロスコープ治療の第一人者で、著書や論文も多数執筆されている鈴木先生に今後の歯科業界についてや今後の展望などを本日はインタビューさせていただいた。

―先生が歯医者を志したきっかけは?

子供の頃から医療に対する憧れがありました。その医療の中でも、歯科の仕事の特徴が創造的でおもしろいと思い、医学部にも行くことはできたのですが、歯学部を選択しました。
歯科の仕事の創造的なところというと、歯科は歯を創っていく仕事なので、診断をする、薬を使って治すという治療ではなく、自分の技術をもって、創っていって結果を出すところです。診断力とともに技術力も結果を導きだすのに必要ですが、歯科はそれだけでなくモノを創っていくというさらに1つ特殊な部分があり、他の医療分野と比べて違うところにおもしろさを感じ歯科医師になりました。

鈴木真名先生2枚目

―鈴木歯科医院の特徴を教えてください。

できる限り最先端の技術を患者さんに提供しています。
歯科は、特徴的なところとして非常に仕事が細かく、目では見えない部分まで要求されます。そこで当院では20年前から治療にマイクロスコープを導入しています。当時はマイクロスコープを使っている医院がほんの一握りで、しかも、ある一分野のみに使われていました。今では歯科全域にマイクロスコープが使われるようになっていますが、20年くらい前は講演をしていても、もちろん興味を持つ人はいましたが、現実的ではないという考えを持っている人が非常に多かったです。
それが去年、日本で1番権威のある日本歯科医学会総会で、マイクロスコープが初めて取り入れられました。ようやく歯科においてマイクロスコープが重要な道具だということが一般的に認識されたのかなと思います。もちろん他のところでは顕微鏡を使っている医院が10年前からぼちぼち出始めたのですが、顕微鏡が売れる台数は5年くらい前から急激に伸び始めています。
こういった精密治療をすることをだんだん患者さんが望むような時代になってきています。当院ではそのマイクロスコープを全てに導入しており、衛生士も歯石をとるのにマイクロスコープを使い、拡大して口の中を見て、細かい単純な問題点を見落とさないようにしています。
例えば、虫歯があったとしても見えにくいところは肉眼では見えません。そこをきちんとマイクロスコープで診ることで、問題点を見落とさずに済みます。他の先生から紹介されて比較的難しい治療をすることもあるのですが、歯科医師にとって本当に重要なことは難しい治療をすることではなく、歯科医師が基本的にやらないといけないことをきちんとやるということです。そのためにマイクロスコープのような道具は欠かすことができません。

鈴木先生3枚目

―今後の歯科業界についてとその中での先生の展望を教えてください。

歯科業界は歯科医師が多くなりすぎてしまって、あまり将来性のない業界のようにここ十数年言われてきていますが、私は違うと思います。これからは歯科医師が不足する可能性があるのではないかと思います。
実際のところ卒業生の数が年々少なくなってきていて、人手不足になりつつあるので、歯科医療において、歯科医師はいい仕事という評価にまた変わっていくと思っています。
今までなかった非常に優れた機器を歯科医院は導入しています。例えば、レントゲンであればCT、補綴的な意味においてはCAD/CAMです。歯科医療そのものを変えていくとするならデジタル化です。デジタルデンティストリーと言うのですが、優れた機器が今後歯科医療の中心となり、それを確実にやっていく上ではマイクロスコープも必須になってきます。歯科医師が導入している優れた機器が有効活用される時代になり、歯科医療すべての分野においてそれを有効活用できないと歯科医師として評価されない時代になるかもしれないと思っています。
それと同時にCAD/CAMが進化していくとテクニシャンはいらなくなるのではと言われているため歯科技工士もどんどん縮小傾向になっています。これは間違った想像で、絶対にこれから歯科技工士は必要で、今こそ歯科技工学校に行くべきだと思います。そして、歯科技工士がCAD/CAMをうまく使っていい仕事をしていく時代がくるので歯科技工士は本当にいい職業になります。そういう意味でも、私は歯科業界の先行きは明るいと思っています。
日本の歯科医療というのは、欧米と比べて明らかに劣っている時代もありましたが、今ではだいぶ改善されてきており、20年間の努力の甲斐あってマイクロスコープを使ったマイクロデンティストリーという分野においては世界トップクラスの評価になってきています。
私がこれまでやろうと思っていた仕事、立ててきた目標はすべて達成できました。今の医院をどこか別の場所に移転するつもりは現状ありません。みなさんに来院していただけているので、この場所で仕事の内容を充実させていくことが自分のこれから目指すものなのかなと思っています。
また、私はスタディグループの執行部でもあるので、日々患者さんを診るという局面とは違う部分で、スタディグループを引っ張っていく活動や講演、講習会を開いたりと歯科医師の教育も今後の仕事だと思っています。

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