宇田川歯科医院 医療法人社団 スマイルプラス 理事長 宇田川 宏孝 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
2020年1月31日

日本抗加齢医学会 専門医
日本口腔インプラント学会 専門医
ICOI国際口腔インプラント学会 指導医
ISOI 国際口腔インプラント学会 専門医
ICOI 日本支部学術大会 優秀口演発表者賞受賞

著書
「正しく噛めば 必ず身体が 若返る」(幻冬舎刊)

宇田川歯科医院は、日本で初めて3ゾーン分けをした医院で、参考にするために全国から多くの歯科医師が見学に来院されています。今日は理事長の宇田川先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。

―先生が歯医者を志したきっかけは?

幼稚園の頃、家の近くに駄菓子屋があったので、幼稚園から帰ってきて、お小遣いをもらうとその駄菓子屋に行ってお菓子を買って食べていました。そうこうしているうちに虫歯だらけになってしまい、近くに歯科医院もあったので、そこに行って、治療を受けました。先生の治療がうまかったこともあり、あまり恐怖心を感じることもなく、歯科医院に通うのが苦ではありませんでした。親に無理矢理連れていかれたという記憶もなく、最初だけ親に連れて行ってもらったのですが、それ以降は自分1人で通うようになっていました。なので、歯科医院対する嫌悪感は全くなく、すごく身近なものとして幼少期を過ごしました。
高校2年生の進路を決めるタイミングになって、進学校だったので仲のいい友達はほとんどが医学部に進むとのことでした。私も医学部を目指そうかと思いましたが、みんなが医者を目指すのであれば、1人くらいは違う道に進んでもいいかなと思い歯学部を目指すことにしました。また、小学生の頃から家庭科の裁縫や図画工作、モノづくりが得意で、他の同級生の中でもずば抜けて手先が器用だったので、その器用さを生かせるのも歯学部かなと思いました。
幼少期に歯科医院に通って、いい先生に巡り会えたおかげで、永久歯になってから1本も虫歯にならずに今まで生きてきました。歯の治療はすごいなと思ったこともベースにあって、歯学部を選んだのかなと思います。

―宇田川歯科医院の特徴を教えてください。

当院は、日本で初めて3ゾーン分けをした歯科医院です。治療をするためのキュアゾーン。メインテナンス、予防、定期管理をするためのケアゾーン。次世代の歯科治療を想定して設計した、1つの部屋で受付から診療、会計、次の予約まで完結するネクストステージゾーンの3つです。
患者さんにメインテナンスで通っていただいたときにまず何をするかというと基本は歯のクリーニングです。クリーニングですっきりしていただき、気持ちよかったなと思ってもらうことで来月も行こうってなると思います。それが音を立てて治療をしている真横で同じ感覚を得られるかというと得られないと思います。なので、ゾーン分けが必要だと考えました。
メインテナンスに来ていただく患者さんは、定期的に通っていただきやすくするために、待合室に1番近い個室をケアゾーンにしています。真ん中は、治療をするキュアゾーンですそして1番奥の個室がネクストステージゾーンです。インプラントをはじめとした専門的なオペをする時もあれば、マイクロスコープも完備しているので、それを活用した治療をしたり、カウンセリングルームとしても使っています。
当院が、最も重視しているのが感染防御です。歯科外来診療環境体制施設基準を満たした医院として厚生労働省から認定されています。東京都内でも約3%しか認定されていません。器具の滅菌だけでなく、各診療台に口腔外バキュームを設置し、歯の削りカスなどが飛び散りやすい診療室内の空気を清潔にするよう配慮しています。また、診療台に防御シートを貼り、患者さん一人毎に貼り替えています。ビルのお水も汚れやすいので、使う水に関しても注意を払っています。感染の防御は医療のもっともベースになる部分です。病気の半分以上は清潔にしているとなりません。感染は不潔にしているから起こるのです。感染防御ありきの高度な治療技術だと思っています。

―今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

歯に対する価値観が低く、とにかく保険の範囲内で治ればいい人たちが行く歯科医院とどんな高級な鞄や財布よりも歯の方が大切という価値観を持った患者さんたちが行く歯科医院の2つに分かれていきます。価値観は人によって様々なので、それぞれの価値観の人たちにとって必要とされる歯科医院だけが残っていきます。
価値観を共有できる患者さんをしっかりつかんで、社会にも貢献でき、コンプライアンスに違反せず、日々たゆまぬ努力をして、質のいい医療を提供できるような歯科医師が増えて欲しいなと思います。そういう歯科医師が増えてくると、そこを受診する患者さんも増えるので、患者さん側の価値観も変わり、お金を払うという行為にうつるので、勉強した人たちが報われるようになるかもしれません。
昔は、対患者さんとの話で言うと、医師があなたはこういう病気で、こういう治療をしなければいけませんと言われたら患者さんは「はい」と言うしかない時代でした。それはなぜかと言うと、病気は患者さんのものですが、診断した結果や治療は医師のものだったからです。これからは、すでに変わってきていますが、治療をどうするかは患者さんが決めるようになっていきます。セカンドオピニオンも自由ですし、患者さんがインフォームドチョイスしていくわけです。今後は必ず説明し、同意を得て、選んでいただく。それが徹底されてくるようになります。
インターネットやSNS上には中途半端な医療情報がすごく流れています。今回の新コロナウイルスの件に関しても、インターネットやSNS上のコロナウイルスに関する情報がとてもあやふやなものでした。誤った情報がSNS上で火がついて拡散されると悪い影響を与えてしまうので、医療人は、正確な情報を伝えていく努力が必要だと思いました。
東日本大震災の時や御巣鷹山の日航機墜落事故の時も、被災して亡くなられた方がどの方かを特定することができたのは歯科医師だけです。これだけ貢献できる仕事にも関わらず、世の中の人はなんとなく知っているだけで、詳しく知らない人がほとんどです。こういうことこそマスコミは報道すべきなのですが、それよりもどこかの歯科医師が不正やミスをしたことを大々的に報道して、歯科業界全体のことのように伝えられています。もっと世の中が歯科医師に対する存在意義、価値を認めるようになっていかなければ、これから日本の歯とお口の健康を担う若い先生たちが育ちません。若い先生たちがやりがいをもって、成長していけるような環境を作るためには国民の理解と協力が必要だと思います。そのために私ができることとしては、小さくてもいいから外に向けて発信し続けることが大事なのかなと思っています。
これから手術に関してはロボットがどんどん取って代わっていくと思います。人を育てていくだけの時間や人材も不足しているので、今後の技術革新はそっち方面になっていくと思います。すでに医科では手術の際にロボットが導入されています。歯科でも近いうちに導入されていくと思いますので、そのときに乗り遅れないことも大事ですし、患者さんにとって1番いい治療を提供するために必要なことはどん欲に取り入れていくことも必要だと思います。ただ、ロボットの導入が進むからこそロボットではできない、人の心を持ち、血の通った対応ができることもより大事になるので、そんな血の通った気持ちの持てる先生を育てていきたいです。

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