オカムラ歯科医院 院長 岡村 興一 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院

近代西洋医学の洗練された高度医療技術と伝統的な東洋医学の考え方を共生させることを理念に、全身の健康づくりを考えた包括的歯科医療システムの構築を目指している岡村先生。そのための専門資格も複数取得されています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。

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医学博士
日本歯科東洋医学会 指導医
日本抗加齢医学会 専門医
日本小児歯科学会 認定医
日本顎咬合学会 認定医
日本歯科人間ドック学会 認定医
日本歯科先端技術協会 認定医
全日本鍼灸学会 認定医
臨床ゲノム医療学会 ゲノムドクター認証医
日本臨床栄養協会(日本臨床栄養協会サプリメントアドバイザー認定)
葦牙塾 主幹
ヒューマン口腔健康ケアセンター 代表

著書
図解 根本健康Ⓡ 口腔のコスモロジー – すべてはあなたの中にある (MyISBN – デザインエッグ社)

受賞歴
1999年 社会文化功労賞 (日本文化振興会)
2002年 リンカーン平和勲章(米国リンカーン平和記念財団)

先生が歯医者を志したきっかけは?

私の父親が東京歯科医学専門学校という後の東京歯科大学に在籍していました。その影響もあって、私は東京歯科大学に進学し、歯科医師を目指すことにしました。

オカムラ歯科医院の特徴を教えてください。

医学の中には東洋医学(伝統医学)と西洋医学(近代医学)があります。当院は、東洋医学と西洋医学の共生を理念として、伝統的な東洋医学の考え方と近代西洋医学の洗練された高度医療技術をうまく組み合わせた歯科医療システムを作ることを目指しています。
私は、小児歯科から成人歯科、高齢者歯科、顎咬合、インプラントなどの臨床経験を積み、海外にも出向いて様々な近代西洋医学の研鑽を重ねながら、その一方で東洋医学についても学びました。また、歯科往診診療も積極的に行うなど「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、患者さんの人生のプロセスすべてに対応できる体制が当院では整っています。
噛み合わせの治療で、西洋医学に基づいた治療だけでは治らない患者さんもいます。その場合は、東洋医学的な観点から、鍼を使う方法もあります。歯ぎしりに関しても、精神面が関わっていることもあるので、西洋医学で噛み合わせを綺麗に並べただけでは解決しないケースがあります。そこで、東洋医学で心も含めた全身を診ることが重要なのです。
口は断片臓器ではなく、全身と関わる重要な臓器だという捉え方で、口だけでなく心も含めた全身の健康づくりを考えているところが当院の特徴です。
患者さんが何を望んでいるかを知るために、コミュニケーションも大切にしています。患者さんと十分にコミュニケーションをとるためには、機械的な対応ではなく、しっかりと向き合って対話することが重要だと考えています。患者さん一人ひとり丁寧に話を聞きながら、本当のニーズを把握できるように心がけています。また、口や歯に関しての「価値と意味と理由」がどういうものなのかを患者さんに伝えることも大切にしています。そのために患者さんを集めてセミナーもやっています。

今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

今後の歯科業界は基本的には治療と予防と増進です。これまでは治療・処置(キュア)がメインでしたが、予防(ケア)に力を入れる歯科医院も増えてきました。予防と治療のステージには入ったので、これからは会話・健康増進(カフェ)も必要です。口腔管理の中に予防と治療と増進の概念があり、私はこの3つの概念をトライアングルで考えています。

今後に関しても引き続き、近代西洋医学の洗練された高度医療技術と伝統的な東洋医学の考え方を共生させる歯科医療システムの構築を目指していきたいと思います。

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