昭和歯科・矯正歯科 院長 木南 意澄 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院

5台ある診療台すべてにマイクロスコープが設置してある昭和歯科・矯正歯科。歯科医師だけでなく、歯科衛生士もマイクロスコープを活用して、精度の高い治療をご提供されています。今日は院長の木南先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただきました。

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日本顕微鏡歯科学会 認定医
勉強会、セミナー講師

先生が歯科医師を志したきっかけは?

親戚に医療関係者が多く、父親が歯科医師だった影響もあり漠然と医療関係の仕事に興味を持っていました。また、昔からプラモデル作りのような細かい作業が好きだったので、歯科医師が向いているのでは思い、この道に進みました。

昭和歯科・矯正歯科の特徴を教えてください。

当院の特徴は5台ある診療台すべてにマイクロスコープが設置してあることです。日本顕微鏡歯科学会の認定医である歯科医師2名と顕微鏡歯科学会の認定歯科衛生士が治療とメンテナンスでマイクロスコープを活用して診療を行っています。

マイクロスコープが1番効果を発揮するのは保存治療なので、根管治療、歯周病治療、虫歯治療を中心にマイクロスコープを使用して、拡大視野で精度の高い治療をご提供しています。

マイクロスコープは動画システムと連動しているので、患者さんはVR眼鏡をかけていただくことで、口の中をリアルタイムで見ていただくことができます。例えば、銀歯が外れてしまったり、歯が痛い患者さんに実際に患部を見ていただきながら、わかりやすくご説明させていただきます。治療が終わったあとも、撮影した治療のダイジェストを動画で見ていただいたり、その動画のデータを患者さんに送ったりすることもできます。

20年後の患者さんを幸せにしたいと考えているので、「ただ治すだけ」の短期的な治療ではなく、長期的な視点で、見た目や機能性までを考慮した包括的な治療に力を入れています。
その時は治療が大変だったり、費用がかかったりと色々とあるかもしれませんが、年月が経ったときに費用をかけた価値を感じていただける治療をご提供したいと考えています。

当院は虫歯や歯周病、根管治療だけでなく、審美治療や矯正治療、インプラント、入れ歯などの幅広い診療科目に対応しています。中でも矯正治療に注力しており、表面につける矯正装置だけでなく裏側矯正やマウスピース型装置も取り扱っています。各矯正治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明させていただいた上で、患者さんに治療方法を選んでいただいています。

設備面では、マイクロスコープだけでなく、歯科用CTやセファロレントゲン、口腔内スキャナー、Co2レーザーなどの様々な機器を導入しており、精度の高い検査・診断・治療に活用しています。また、患者さんに安心して治療を受けていただくために、プライバシーに配慮した完全個室を完備し、治療に使用する器具の滅菌や使い捨て製品の使用など衛生管理も徹底しています。

今後の歯科業界についてと先生の展望を教えてください。

団塊の世代の先生方が引退されて、歯科医師は少なくなっていくので、過剰と言われていた時代は終わり、今後は歯科医師が足りなくなることはないですが、適正化していくのではと思っています。

最近では歯に対する意識の高い人が増え、技術革新や色々な研究により、どんどん虫歯や歯周病の患者さんが減ってきています。そうなると歯が残っている患者さんが増えていくので、欠損治療は減っていきます。私が大学を卒業した頃は、80歳の残存歯数は6本でしたが、今では15本くらいになっていて、約20年で歯の残っている状況がすごく変わっているので、これからも加速度的に変わっていくと思っています。

また、予防していくことも重要です。治療を繰り返していたら、どんどん歯はなくなっていきますし、費用もかかって大変です。なので、かかりつけの歯科医院を見つけ、定期的に診てもらったり、普段の生活で気を付けることなど教えてもらったりしながら、きちんと管理してもらうことができたら、生涯にわたって歯に困ることはないと思います。

今後に関してですが、当院は20歳前後の学生さんなど若い患者さんが多いので、虫歯にならない予防方法などをしっかりと伝授して、その子たちが社会人になっても歯に困ることがないよう責任感を持って診療をしていきたいですね。

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